むか〜し、昔。
私がまだ未就学児童の頃。
じーちゃんちの軒下からハブ酒が出てきた。
梅酒を漬けるような普通の瓶に都会っ子の私としては動物園とかにいるような蛇が普通に液体の中にトグロを巻いていたのが
すっごくトライライトゾーン的な気分だった。
当時恐らく40代の叔父が
「ハブは生きたまま酒に漬けると
何年も瓶の中で生きてて、息する為に鎌首を上へ向けるんだ。今はもう動かないけど、生きててその生命力を酒の中に吐き続けてるんだぞ。この蛇は近所で捕まえたんだぞ〜。」
と教えてくれた。
何が怖いって
茶色く色づいた液体の中で確かに頭を上にしてトグロを巻いていて、微動だに動かないのに生きているって事。
私が蛇だったらいっそ殺して!気が狂っちゃう!
と子供ながらに蛇の立場でも怖いし、普通の人の子としても単純に怖いと思った。
その瓶を見せてもらったののが
夏だったなあ…
大人になった今は
それをレモン入れて炭酸入れて
ハブ酒ハイボールで飲みました。
あ、もちろんお店ですよ。
当時のハブ酒はもう行方不明です。
じーちゃん(故人)
叔父さん(故人)
美味いっす‼️泣
それが、これです↓
お盆は酒好きだったじーさんと叔父さんたちの為にハブ酒をお供えした方がいいのか知らん。
ハブ、ゆかりは捕まえられないよぅ〜。涙