中延商店街の路地裏で。
入っても良いのかな~と覗いたお店のうら側。
千歳飴を、作っている工房発見。
女将さんが快く、
見て行きなさいなと声をかけてくれたので
お言葉に甘えてポッチと二人で見学。
水飴を、おそらく何十年も前から使ってるであろう機械で伸ばして空気を入れて伸ばして切る。
他は何も入れない感じ。
数多あるお菓子というお菓子を食べている現代っ子も
純粋な味は美味しく思えるらしい。
一つ分けてくれた千歳飴をいつまでも美味しいと言って舐めている。
一般市販のチュッパチャプス系もビニール小分けの飴もすぐに飽きて
もういらないと言うのに、
これはいつまでも口から離さない。
こういう工場が続く価値観のある世の中がいいな~
同じ商店街で新もののピーナツだと
店頭に出てたのを試食。
すっごい風味と旨さで即買い。
味が濃い~。
70年以上続く豆屋さんだとか。
そして
商店街中ほどの小道に入ると
ハチミツありますの看板。
そりゃ~どこでもハチミツくらい売ってるでしょーと思いきや、
何とこの商店街で取れた
日本ミツバチのハチミツなんだって。
こんな、普通のアパートのドアも人の家みたいなところを
こんにちは~、ハチミツってここん家
ですかー?
って入っていったもの。
それがサー。
ハチミツでも味が全然違くて、びっくり。
甘さは相当控えめで、コクは柔らかく、なんて言うか…
日本の土壌って味がする。
食べたことがないけど
ハチミツであることにはかわりがない。
パンにつけてトーストしたら負ける。
そのまま舐めたい、そんな感じ。
面白い商店街体験だった。
大手の便利さやおしゃれな雰囲気とか
どこで食べても同じ味。
それと張り合わないで
きちんとここにあるってアピールを
できる宣伝力は大事だよね。
あたし、この近所に10年弱暮らしてても知らなかったもん。
もっと活気が出そうな気がするけどな~。宝の宝庫な商店街だな~
なんて、無責任に思うのでした。
酔っ払いだから。