『子宝善哉』終了致しました | 早野ゆかりのブログ

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『子宝善哉』


チューヤ (本当に)


ニフェー デービターン (有難うございました)


8月31日(土)11時 15時半 

イン 沖縄

主催:沖縄県私立保育園連盟

企画・制作:株式会社バンビ代表・藤代敏彦 田坂和歳


9月6日(金)~8日(日)4回公演

イン 高円寺

主催:遊戯空間

制作:高橋俊也


この芝居に関わって頂きました多くの方々に感謝です。

この作品をご覧になって頂きましたお客様方に、深謝です。


思い返せば8年前の

劇団東演での初演(その制作者が高橋俊也さん)を観たのが始まりでした。

夫が出演していたということもありますが

感動して5回も観てしまいました。

そのうちの1回を、藤代さんと観劇しました。

その時、藤代さんもとても感動していらっしゃいました。



藤代さんは

保育園、幼稚園へ通販のお仕事を中心に行っていらっしゃいます。

生ごみ処理機、浄水器、災害関連用品、プロジェクター、給食おやつ、・・・などの販売。

子どものための交通安全指導、職員のためのワークショップなどです。



それから何年か経って

沖縄県私立保育園連盟さんとのお話合いが始まりました。


演目は

最初から『子宝善哉』ではなくて、違う作品が候補になっていました。


この物語は、生まれたくても生まれられなかった水子さんと

その子の母親でなければならなかったのに

産めなかった女との話が軸となっているのです。

母と子どもの壮絶なお話です。

この作品をこそ、観て頂きたいという思いは

強くありました。


母と子の魂が揺れる・・・なんてもんじゃない、激しい物語

魂は母に対する愛情を諦められず

一度死にかけた、ある女の身体を借りて共存するようになる。

産みの親と育ての親

また、血を分けた自分の子どもが欲しいということに固執する男

この世とあの世の世界

キーワード満載、テーマははっきりしています。


観客対象は一般売り無しで、保育士さんのみです。

もしかしたら、子ともにとって、親よりも接する時間が多い保育士さん・・・

その方々に観て頂きたい。

勿論だからこその不安も抱えながら・・・


藤代さんも田坂さんも何回も沖縄へ足を運んで下さいました。

でも、なかなか決まらず、私は半ば諦めかけていました。


それが・・・やっと、やっと、やっとのことで上演が決定したのです。

私は嬉しくて興奮のあまり、その日、眠れませんでした。


『ハムレット』公演の合間をぬっての顔合わせ・・・

沖縄から事務局部長の立津先生がいらっしゃって、大緊張。


やがて本格的に稽古が始まり、厳しくも愛のある篠本さんの演出。

で、あっという間に沖縄へ!!!飛行機


沖縄で玉城会長にお会いした時

「沖縄ではこういう水子の話が数多くあります。

だから、この話は沖縄をモデルにしているのではないか、と

近いもの、御縁を感じました」

と仰っていらっしゃいました。


作家の門さんにお尋ねしたら

「偶然ですね~

でもそう感じて頂けて、この本は幸せです」と。


沖縄では玉城会長はじめ事務局の方々の真心のこもったおもてなしに

感動、感激の連続でした。

私達には沖縄がいっぱい詰めの豪華弁当なのに

事務局の方々は・・・

かなり節約されていらっしゃる感じ・・・えっ

ちょっと偶然、見てしまってごめんなさい・・・


公演の翌日は、恩納村ビーチ、首里城、国際通りへ車で移動して下さって有難うございました。

短い時間ではありましたが、あまりにもいろいろして頂いて

皆様とお別れする時は泣きそうになってしまいました汗

本当に本当に心から感謝しております。

有難うございました。


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高円寺での舞台集合写真アップ

(敬称略)

後列左から

篠本賢一、渡辺聡、原野寛之、山本祐梨子、三田直門、

浅田実可、渡辺淳、門肇

前列左から

室井美香、佐々木梅治、早野ゆかり、腰越夏水、竹口龍茶




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沖縄でお世話になって、なにもお礼は出来ませんが

せめて記念になりますように

沖縄県私立保育園連盟の方々に

感謝を込めて、色紙にっサインと集合写真!


感謝を込めて~ドキドキ


沖縄と、藤代さんとの長年に渡る熱い思いに深く感謝致します。

そして

大変お疲れ様でした。