試写会。

二月半ばに観たのは、予告で観てから観たいなぁと思っていたものだったから嬉しかったな。

色々と考えさせられた。

もう自分の中では遠くのこと、終わったことになっていたことを反省。

いつも自分の身には起こらない、とどこか思っているのはとても愚かなこと。

あの日あの時あの場所でこんなに戦った方々がいらっしゃったという現実。

本当に命がけで、中には我先に逃げ出したい方もいただろうし、人間として当たり前だろうし、だけど残り続けて戦った方々を本当に尊敬、讃えたい。

こんな言葉とは違う気もするけど。

決死隊と言ってあったけど、戦争以外で聞くことはなかったかもしれない。

壮絶さを想像するとなんとも言えない。

今もふるさとに帰れない方々がいる、亡くなられてまだ見つからない方々もいる、やりきれない思い、まだ様々な思いで戦われている方々がいる、というのを私達は忘れてはいけないし、風化させてはいけない、と思いました。

東日本に関わらず、熊本も豪雨被害も台風被害も日本各地での災害の爪痕はまだ残っている。

私は私で出来ることから地球の為に出来ることをやる！

地球に残る素晴らしいところ、風景、恩恵を忘れてはいけないし私達のわずかな積み重ねが地球をこうしてしまったのならば、またわずかな積み重ねでも良くしていくことは出来ると思っています。

ネタバレになりますが、、、

佐藤浩市さん演じる伊崎さんが避難所の皆さんに

「すみません、この町を住めない町にしてしまいました」（というようなセリフだったと思うのですが）と頭を下げる場面があるのですが、誰も責める人はいませんでした。

グッとくる場面がたまりませんでした。

忘れてはいけないことを、再確認できて良かったです。

Fukushima 50