昨日、私の今までの人生で面白かったことを5つ書いたけど、
今日は、ベスト10の中の、残りの5つを書いてみます。
先進国ならともかく、発展途上国&ラテン系の国に何年間か住んでいたので、
かなり日本と違う経験をしました。
では、いきます。
⑥ 英語教室でのテストの時間! (南米)
生徒A 「先生、音楽聴きながらテストやっていい?」
先生 「いいよ!」
てなことで、生徒はイヤホンで音楽を聴いていたけど、大きい音だったので、外に駄々洩れ。
でも、私以外、誰も気にせず。
おまけに先生は、テスト中のある生徒からの質問に大きな声で答えてるし...
こんな感じで、テストに全く集中できなかった、日本人の私でした。
⑦ 初めて飛行機を運転した旦那さんの話 (南米)
会社関係の知り合いである南米人のパイロット(お金持ち)が、
自家用飛行機で島(無人島)に連れて行ってくれた時、
途中で、「運転してみる?」 と、うちの旦那さんにしばし運転させてくれた事件(?)
免許も何も持ってないのに、いいんか?
っていう…(笑)
結局10分くらい、指導を受けながら、運転した旦那さんでした。
おまけに無人島に私たちをおろした後、
「イセエビ持ってくるから、ちょっとそこで待ってて!」と言われ、また飛行機を運転して飛んで行ってしまい、
約1時間の間、私たち家族は、無人島で待たされました。(泣)
もう、何かあって、彼が帰って来なかったら、
通信手段も何もない私たち家族は、
無人島で、のたれ死んでいたかも…です。
無事帰って来てくれたので良かったけど。
パイロットさんは、イセエビを探して幾つか島を回ったけど、
なかったので、イセエビは結局食べれませんでした(笑)
⑧ タクシーで、ウインカーをつけっぱなしで走った話 (東南アジア)
急にお腹が痛くなって、なかなか痛みが引かないので、タクシーを呼んで病院に向かう時、
「痛いから、できるだけ急いでね!」と運転手さんに伝えたら、
「よっしゃ~!」と、
両方のウインカーをピカピカずっとつけっぱなして、
緊急車両のふりして、病院まで超急いで行ってくれた。
ありがたかったけど、
これって、いいんか? っていう。
⑨ 客を待たせて食事をしてるタクシーの運転手さん (南米)
家に車がないし、治安が悪いので、歩いて外にはなかなか出れない毎日。
食料が底をつき、スーパーに買い物に行きたくて、
タクシーを呼んだ私。
スーパーまで行って、運転手さんに、「30分くらいなので待っていてくださいね!」と言い、
買い物を済ませて、会計を済ませた後、車の場所に行くと、車がない(汗)
え? 何で? どうして? と思い、しばらくそこで20分くらい待っていると、
運転手さんが車に乗って、やってきました。
「どこに行ってたの? 待っててって言ったのに…」
と聞いたら、
「急にお腹空いたから、レストランでランチ食べてた!」 と。
というあり得ないような出来事でした(笑)
⑩ ご飯が美味しくて、家族全員で泣いた話
海外で、美味しい日本食なんてほとんど食べられなかった日々のあと、
久々に、日本に一時帰国して、あるレストランで家族で食事をした時、
一口食べたとたん、なぜか涙が出てきて、
周りを見ると、旦那も子どもたちもみんな泣いていて、
「美味しいね~、美味しいね~」って。
美味しくて涙が出るって、本当にあるんだと実感したお話。
そういえば、森沢明夫さんの小説で、
「おいしくて泣くとき」 という題名のお話があったよね。
以上、とりあえず、面白かった自分の経験を10個、書いてみました。
たぶん、絶対に10個以上あるけど、とりあえず今すぐに思い出せること…ということで、10個。
本当にところ変われば、人の考え方も行動も全く違い、もちろん常識も違い…
一見苦労ばかりの海外暮らしのようだし、もちろん何度も泣いたり、鬱っぽくなったりもしたけど、
今になってみると、全てが今の私に繋がっています。
大人になった子どもたちも、
その時は、
日本に帰りたくて泣いたり、学校で一人ボッチがいやで泣いたり、英語やスペイン語がわからなくて泣いたり、
色々あったけど、
今は、海外で暮らせたこと、なかなかできない経験ができた事に、感謝してくれています。
私たちだけでは、到底できなかった貴重な経験をさせてくれた、
今は亡き、優しい尊敬する旦那様に、心から感謝です。
旦那様と出会い、こういう経験ができたこと…
「これも全て、縁だったのだな~」と、感謝しつつ、今、日々を暮らしている私です。
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。m(_ _)m