こんにちは
優鍼治療院の飯坂です
よく耳にする【筋膜リリース】
気になっている方は
多いのではないでしょうか
話題になるということは
それはど、多くの方が
筋肉の凝り
に悩まされているんですね
そもそも【筋膜】って何
筋膜とは
“筋肉を包み込んでいる膜”
のことを指します
筋肉と筋肉が円滑に滑り
動きを滑らかにする
サポートをしています
筋膜は筋繊維1本1本の
中にまで入り込んでいます
青色で表示されているのが
繋がっている筋膜です↓
こんなにも全身くまなく
筋膜があるんですよ
さらに、筋肉だけではなく
内臓の膜とも繋がっています
筋膜は全身に張り巡らされており
「第二の骨格」
とも呼ばれるほど
非常に重要な組織なんです
ふむふむ。
筋膜の繊維は
コラーゲン
エラスチン
という繊維で構成されています
コラーゲンは強さ
エラスチンは弾力性
の特性を持っています
コラーゲンを
支えているのが
エラスチンです
そして、筋肉は
60％が水分
と言われています
身体の水分が失われると
この２つの力が弱くなり
筋肉がささみのように
パサパサしてしまいます
それに関連する記事はこちら
しかも、コラーゲンとエラスチンは
冷えにとても弱いです！！
温かいと筋膜どうしが
柔らかく
滑りやすいので
動きが滑らかになりますが
冷えると筋膜が
硬くなってしまい
滑りにくくなるんです・・・。
その結果、筋膜どうしの
癒着を引き起こします
腕を回したときに
ゴリッと音が鳴るのは
筋膜の癒着が原因です
お風呂に入ると
凝りが楽になる～
という方が多いですが
これは、筋肉が温まることで
筋膜の繊維が滑らかになり
筋膜どうしの癒着が
軽減するからですね
そして、筋膜は筋肉の
約６倍の感覚受容体
を持つとも言われています
6倍も・・・！！
筋肉よりも
外からの刺激（感覚）に
敏感なんです
筋膜は繊細な組織なんですね
つまり、
痛みの大半は筋肉ではなく
筋膜で感じていることが
多いということです
首肩・腰の痛みや違和感などの改善には
筋肉よりも筋膜が重要なんです
コラーゲンとエラスチンは
冷えに弱いとお話しましたが
粘性が高くなると硬くもなります
鍼灸治療では
血液循環がよくなることで
筋肉が温まり本来の筋膜の状態を
取り戻すのに効果テキメンです
次回は、
なぜ鍼灸治療が効果的なのか
詳しくお伝えしていきます
最後までお読みいただきありがとうございます
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