こんにちはドキドキ

 

 

 

 臨床心理士 永瀬春美さんからの

大事なメッセージラブラブ

 

 

 

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体罰を肯定する人のお話を伺っていると

 

 

「子どもが思い通りにならないと

反射的に怒りがわきあがり

叩きたくないのに叩いてしまう自分を責めている」

 

 

と感じることが少なくありません

 

 

 

いろいろな理屈を頼りに

「衝動ではない」と正当化する一方で

 

罪悪感や自己嫌悪にさいなまれ

深く自分を傷つけ続ける…

 

そんな人も多いように思います

 

 

ご自身が子どもの頃

「あなたが悪いから」「あなたのため」

と言われて叩かれていた人なら

 

 

子どもらしい願いや欲求を力づくで

封じられた怒りや悲しみを

無意識の底にいっぱい

ためているかもしれません

 

 

言うことを聞かないわが子と

向き合ったとき

その感情が噴き出してしまうかも

しれません

 


自分を責める耐えがたい痛みを抱えている人が

「子どものため」「しつけ」

という鎮痛剤を手ばなせなくなるのは

仕方のないことかもしれません

 

 

 

子どもを叩いているとき

実際に起こっていることは

 

衝動的な「八つ当たり」や

「うまくできない自分への怒りの転嫁」です

 

 

 

「どんな理由があっても、

私は叩かれてはならなかった」

「思いを否定され、とても悲しかった」と

 

ご自身の気持ちを認められるようになることが

暴力の連鎖を抜け出す第一歩になると思います

 

 

親御さんは、約束を守れるように

がまんができるように

体罰をしてでもちゃんと

しつけなければと必死だったはずです

 


自分も子どもも傷つけながら

一生懸命育ててきた

 

 

そんな努力が「逆効果」だとしたら

これほど悲しく、残念なことはありません

 

 

どうぞ自分の心と体をいたわって

自分に優しい言葉をかけてください

 

 

 

 

「永瀬春美の子育て相談室」 HP コラムより

 

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体罰を使った子育てはその親ご自身の

未解決な感情と

関係しているようです

 

 

まずはそんなご自身の

こころの傷つきに気づくことからにっこり

 

 

 

 

お読みいただきありがとうございますドキドキ