欲望とルールに捻じ曲がるアート「おしりとひかがみ展」 | 現代アート思考でビジネスを変革する「メタ・アーチング」

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ひかがみ【膕】=ひざの後ろのくぼんでいる所・・・。
らしいです。知りませんでした。

「おしりとひかがみ展」を浅草のギャラリーでやっているようです。
http://news.mynavi.jp/news/2016/08/18/112/

結構、女性が見に来ているようですね。
でもまあ、十代の男の子たちが一生懸命ギャラリーで、盛り上がりながら写真撮ってもいるらしい。


私としては
妄想ゼロの女性と妄想100%の男の子が、女性のお尻やひかがみのドアップ写真を前に、小さなギャアリーでわさわさしている情景の方が興味あります。



きっと、鑑賞女子と妄想男子はおなじ空間にいたとしても、全く違う世界をその時生きてるんですよね。
同じお尻の写真を観ているの、面白いものです。
と言うより、意識して無視するんでしょうね。


満員電車でセクシーグラビアを隣で平気で読んでる男性を無視する心境です。
男性に悪気は全くないのも似てますね。


写真と同じお尻は近くの女性鑑賞者のお尻とたいして変わらないかもしれない。
でも、妄想男子は実在のお尻ではなくて、虚構の写真のお尻に妄想すると。


鑑賞女子はクールに鑑賞しながら、生々しい自分のお尻のことがどうしても頭に浮かびながら、「生々しさはここには必要ない!」というルールをもちこみ、徹底的にものとして写真のお尻を観ようとする。
そして、自分自身も生ものではなく、物質になろうとする。


ある意味、妄想渦巻いてるんだけど、
そういう妄想はこの世にない!というルールを守って、
お尻の写真を楽しむ人間って面倒くさいものです。


でも、そういう二重三重にねじ曲がった、欲望とルールがアートそのものです。

欲望とルールのじれじれした感じを楽しむのが、大人のセクシーです。

アートほど、イヤらしくて、高尚な物はないですね。
だから、好き。


いっしょに、展覧会にいきませんか?
9/27(火)「宇宙と芸術展」アート鑑賞会&フレンチコース
http://www.artlogical.com/#!pop4/vs9r7




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