アートの裏側を垣間見ました!
昨日、明治40年から100年余りの歴史がある東京美術倶楽部が10月に開催するアートフェアー「東美特別展」の写真撮影会にアートエバンジェリストとして特別におじゃましました。
美術商やギャラリーが東美特別展の展示に向けた打合せや作品の写真撮影が行われてました!
一般人はいないので、プロの静かな熱気に身が引き締まります。
写真ブースは3つに別れてましたよ。
茶器や壷などの立体物を撮るコーナー。
箱や資料を平置きして撮るコーナー。
掛軸や絵画を立て掛けて撮るコーナー。
それぞれ、照明のあてかたを工夫してあります。
こちらで撮った写真はカタログに掲載されるので、出店する方としては凄く神経を使ってらっしゃいました。
微妙な照明のあてかたで、そのもの立体感や模様の見えかたがかわるんですね~!
プロの写真家の技!すごいな♪
「東美特別展」は3年に一度のイベントだから出品作にも力が入っているし、しかも、選ばれた美術商しか出店できないんだから、そりゃ、力が入りますよね。
なかなか美術商やギャラリーに行かない方でも、10月の「東美特別展」なら気楽に日本の美術界の凄さを感じられますよ。
海外の美術館の作品もいいですが、日本の美術・文化を守ってきたのは美術より歴史のある美術商の方々のプライドですね。
そして、その歴史は今も確実に日本にあるんです。
いや~、展覧会とは違うリアルなアートの世界でした。
やっぱり、アートの世界は化石ではなくて生きてるんだ!と実感できました。
日本文化に興味あるかたは是非、10月に行ってみてね。
東京美術倶楽部では専門家による美術の公開美術講座も開催されてますよ。これも面白そうです。
東京美術倶楽部のHP
http://www.toobi.co.jp/index_jp.html