今、千葉にいます。
「絶対観なきゃダメ!!!!」
と美術に超詳しい方から言われたのが、2日前。しかも、その展覧会は千葉だし、12/23で終わりじゃん!
しかし、そこまで言われたからには行かないと後悔すると思い、今千葉にいます。
「杉本博司 今昔三部作」展。
素晴らしい展覧会でした(ToT)
杉本さんのモノクロの写真が照明を落とした暗がりの展示室に浮かび上がる姿は、まさに別次元の静けさに包まれてました。
また、この千葉美術館は古い銀行の建物を利用して作られてるのでクラシックな佇まいが郷愁を誘うのですが、それが、杉本さんの作品に非常に良く合ってました!(* ̄∇ ̄*)
杉本さんの有名な《ジオラマ》《海景》シリーズのほかに、古美術商の経験のある彼が、床の間を想定した空間に、掛け軸と置物を配置してるんですが、それが、ニクい!!!!
古美術と現実アート
西洋と東洋
キリスト教と仏教
聖と俗
それらが杉本さんの感性で組み合わせられて、新たな作品の意味を作り出してました!
こんな風にアートや美術の世界を自由に行き来できたら、どんなに楽しいだろうな☆
溜め息のでる展覧会でした!
■千葉市美術館
杉本博司 趣味と芸術―味占郷/今昔三部作
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/1028/1028.html
◆世の中の闇と光を哲学とアートで暴け「楽園の毒蜜信書」
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