「ゆかりさんはやりたいことが解っていて羨ましいです。」とよく言われますが、
とんでも無いです。
やりたいことが解らないから色々やってるんですよ。
サルサダンスを長年教えてきましたが
「これが私の人生の目的だ！」なんて確信はありません。
そんなの死ぬまで分かりませんよ。
死ぬ直前に、やっぱ違った！と思うかもしれないし。
でも、16年続けるってことはやっぱり好きなのね～。とは思います。
暫定的に今一番好きなことな訳です。
洋画家の野見山 暁治さんがテレビの番組で言ってました。
“私の中に何か描きたいものがある。絵を描いてる時これかな？と探りながら描く。しかし絵が完成したときにまだまだ描ききれていないことに気づく。だから、また描くのだ。”
絵を見る人は画家が描きたいものが解っていて、出来た作品は彼が描きたかったものだと思いがちですが、実際は違うんですね。
出来上がった絵は画家が描ききれなかった内面の抜け殻。
何とか表現しようとする画家の苦闘の傷跡。
画家は最後に自分の内面をすべて描ききる絵を描けるのか？
そんなことは誰にも解らなです。
世の中に残せるのは、抜け殻や苦闘の傷跡しかないんだなと思います。
私も自分がやりたいことで人の役に立つことは何なのか？を
知りたいから挑戦し、行動するだけです。
自分がやりたい事が、何もしないで見つかるわけないです。
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