おはようございます
フィギュアスケート
宇野昌磨選手
が引退を表明されましたね。
宇野選手のInstagramより
宇野選手といえば
選手としての実力は
言うまでもないですが
私の中では
大きく崩れることがあまりなく
調子が悪くても
悪いなりに
コンスタントに
結果を出せる選手
という印象でした。
音楽の表現力
だったり
ジャンプに入るときのスムーズな流れ
だったり
演技でも
好きなところがたくさんある選手ですが
それとともに
彼の心のあり方も
注目していました。
きっかけは
ある大会のTV中継で
滑走直前まで
他の選手の演技を見ている姿が
映し出されていたことでした。
それまでのフィギアスケートでは
滑走直前の練習まで
ヘッドホンして
自分に集中している
選手の姿
を見ることが多かったので
単純に
スゴいな～
どういうマインドでいる選手なんだろう。。。
と気になり
インタビューにも注目し始めました。
すると
「今の自分ができること全てやってきたので．．．」
「日々の練習の仕方に、絶対的な自信を持っている」
など
次に向けて
今の自分ができることは何か
ということに
フォーカスしている選手だなと気づきました。
だから
他の選手の演技を
滑走前にみても
自分は何点とる必要があるな
と
できることに集中して
考えていたのかもしれないですね。
最後の試合となった
世界選手権後のコメントでも
「毎日、自分が最善だと思える練習をしてきたからこそ、
（この結果も）受け入れられる。後悔はない」
「結果が悪かったという事実はありますが、後悔は全くないです」
などと語っていたそうです。
結果の順位としては
目指していたものとは違うかもしれないけど
選手がベストな準備をして
できることをやりつくして
後悔なくアスリート生活を終えることができる
というのは
私が関わる選手への想いと重なっていて
演技だけでなく
宇野選手にひかれたのは
悔いのない競技人生にする選手だと
感じていたからだなと
自分の中での伏線の回収ともなりました。
「素晴らしい競技生活を送れたことに感謝しています」
という宇野選手
きっと次のステージでも
彼らしく輝いている姿があると思います。