おはようございます晴れ

 

昨日は

全国都道府県対抗男子駅伝が

広島でありましたね。

 

優勝した長野県の皆さん

おめでとうございます!

 

 

私も

地元の街並みを見ることができるので

楽しみな駅伝です。

 

 

久しぶりに

観客の応援や出店もあったり

 

箱根駅伝で活躍した選手

マラソンのパリオリンピック代表に

内定している選手

 

参加されているので

盛り上がったのではないでしょうか。

 

 

さて

 

今日は

ドーピングの禁止物質に

追加された薬について書きましょう。

 

禁止成分が追加されるたびに

 

ドーピングとなる成分を見つけて

使うように指示する専門家の人たちは

 

実際にそれを使用する

選手の体のことを

考えているのかと心を痛めます。

 

 

 

今年追加されたなかで

注意が必要なの成分について

とりあげます。

 

 

それは

痛み止めに使用される

「トラマドール」という成分

です。

 

 

先発薬では

 

「トラマール」

「トラムセット」

 

という

名前の薬に入っている成分です。

 

 

使用頻度を鑑みて

1年前からアナウンスはされていたので

 

突然というわけではないですが

 

今まで

ドーピング対象でなかった選手

治療上使用する可能性が高い選手は

注意が必要ですね。

 

 

 

競技レベルによっては

治療として必要な場合に

申請を考えなくてはいけないので

 

ドーピング対象のアスリートは

 

主治医に

ドーピング対象であることを伝えて

 

協力していただくことも

必要になりますね。

 

 

余談ですが

 

私も以前

偶然気づいたことで

 

処方を変更して

ドーピングを防いだことがあります。

 

 

多くのプロスポーツ選手と

交友のある医師からの処方薬を受け取り

 

調剤しようとしたところ

 

医師が知り合いだと話されていたチームの

プロスポーツ選手と

同姓同名で年齢も近かったので

 

一応、確認をしようと

問い合わせしたところ

 

該当する選手であったため

ドーピングで禁止成分であることを

説明して

 

変更していただいたことがあります。

 

 

 

その時は

近隣の親交のある医院だったので

 

背景も分かり

気づくこともできましたが

 

もし

 

知らない選手であったり

 

スポーツに興味のない薬剤師が

処方箋を手にして選手と気づかなかったら

 

そのまま服用していたかもしれません。

 

 

 

驚く方もいますが

 

日本代表でTVで観るような

有名と思われる選手でも

 

スポーツに興味がない人にとっては

知らない人なのです。

 

 

是非、自分を守るためにも

 

医師にも薬局でも

確認の意味で両方で

 

「ドーピング対象となる可能性があるのですが

 この薬は大丈夫ですか?」

 

と聞いてくださいね。

 

 

 

スポーツファーマシストがいない薬局でも

調べることはできますし

 

かかりつけ薬局であれば

今後も注意していただけます。

 

 

自分の身は自分で守りましょう。

 

 

将来

 

プロ選手になる!

オリンピック代表になる!

目標高く頑張っている方は

 

ドーピングも競技のルールの1つであること

を知っておきましょう。

 

 

※治療で必要な場合の申請については

こちらに詳細があります下矢印