柔道女子52キロ級…

負けてもインタビューに応じなければならない。残酷だけど…向き合わなきゃならない。

試合直後、号泣する姿が何度となく放映された。人目もはばからず子供が泣きじゃくる様に。

決勝で勝つ事のみを考え、練習してきたのだろうね。「今の気持ちは?」の回答だって、答えるのもやっとだった。

私はいつも、美空ひばりの『柔』を思い出す。🎶勝つと思うな、思えば負けよ🎶

何年も何年も練習してきて、数分、いや数秒で勝敗が決まってしまうなんて、悲しすぎる。バレーボールは25点、3セットまでやれる。25点の間で考え、修復し、対策を練れる。それはある程度技術がなければ出来ない事だけど、あっという間には終わらない。

体操競技もそうだけど、柔道はもっと厳しい。正しく、心技体。礼に始まり礼で終わる。


どの選手のインタビューの内容も「この舞台に立てる事に感謝」と言う。


これから始まる全国大会。桜輝選手たちもこの大会に参加出来る事に感謝をし、爽やかな闘いをして欲しいものだ。