アニマルコミュニケーションと
ホリスティックケアで
動物と飼い主さんの共生をサポートする
アニマルケアカウンセラー
高野 縁(たかのゆかり)です。
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Grinの耳が突然聞こえにくくなったのは11歳を超えた頃でした。
驚き焦って、その時付き合いのあった犬界の先輩に聞いたところ、『年だから仕方ないっしょ』って言われて、さらにガーン。
かかりつけ医に相談したときにも、やっぱり『まぁ年ですからね~』と言われたのでした。
犬の10代ってそうなのか?!
まぁ、普通はその理由で納得するのかもしれないけど、諦めの悪い私は色々と調べて、試してみました。
で、結果的に聴力は戻り、Grinちゃんは死ぬまでまずまずの聞こえっぷりのままを維持していました。
調べて実践した中に、黒豆を煮て食べさせる、ってのがあります。
その時に参考にした東洋医学本の説明曰く【耳が遠くなる=腎臓・小腸が弱っている】という理論に基づいて、黒豆などの食べ物を取り入れることと当該ツボの指圧など。
元々使ってきたハーブとか他のケアもイロイロ合わせ技で使いました。
そうしてしばらくしたら、何と!なんと!ナント!
耳がほぼほぼまた聞こえるようになったのです。
この時に、『耳(聞こえるように)戻った!』と、ただ喜んだのですが、難聴になったってことは『腎が弱ってるんだな。』という発想になれば良かったな、と今は思います。
そこに今の知識とスキルがあれば、【腎】のケアを手厚くしてあげられたのにな。
でも、その経験があったからこそ東洋医学を学び始めて、今の自分がいるので、彼が私を賢くするために自分の身体で教えてくれたのだと思います。
いつも私や兄妹犬や、仲間のことを考えてくれた彼らしい。
だから、今そういう状態にある犬の飼い主さんに、この情報がヒントになれば良いなと思います。
黒い食べ物は【腎】に良いので、ぜひ積極的に食事に加えてくださいね!
↓我家でも頻繁に登場する犬の食事に使いやすい食材です↓
・黒豆
・黒ゴマ
・ゴボウ
・シイタケ
・黒米
・黒キクラゲ
・ヒジキ
・海苔
消化し難いものも多いので、煮たり、擂ったり、微粉末にしたりして使っています。
【腎】が弱ると骨や歯も弱ります。
年齢とともに骨折や歯周病などが増えていきますよね。
いわゆる“老化”という症状が出てくることが多いでしょう。
若い時期で、かつ血液検査上は問題がなくても、歯や骨などの疾患にかかった場合、【腎】が弱っている(もしくは元々弱い)ということが考えられます。
そして西洋医学的に見ても、腎臓は一旦悪くなると再生しない臓器なので、悪くなる前からケアをしておくに越したことはありません。
もちろん人間も同じです。
我家は食事以外では、黒豆茶を犬と一緒によく飲んでおります。
【腎】は健康長寿と深く関わっている臓器です。
皆さまも身近な食材でできる食養生を、ぜひ取り入れてみてください。
アニマルケアカウンセラー 高野 縁
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