「私の頭の中の消しゴム」
建築現場で働く浩介は、人生に絶望していた。
アパレル会社に勤める薫は、希望に満ちあふれていた。
そんなふたりが、幾多の困難を乗り越えて、ようやく結ばれたのに…。悲劇は訪れる。それは
「死」よりも切ない別れ。薫の記憶が消えていくのだ。
「…私の頭の中には消しゴムがあるの。覚えていることも、これから覚えることも、全部消えていく。だからお願い、優しくしないで。忘れてしまうから。」
若年性アルツハイマーに冒された薫を、浩介は支え尽くす決意をする。
「忘れてもいい。君が忘れたら、また今までのことを全部話す。何回でも話すよ。…俺がそうやって話す度に、薫は毎回、俺に新しく恋をするんだ。」
4/30、劇団EXILE 佐藤寛太さん出演、朗読劇を
よみうり大手町ホールへ観に行ってきました。
初の朗読劇でしたが、とても感動しました。
ストーリーのテーマは重たいものでしたが、決して悲しいだけのものではなく、人を愛すること、大切な人を想う気持ちなど、愛を感じるストーリーでした
自分の大切な人がアルツハイマーに冒されたら
…、大切な人に忘れられてしまう気持ちって…
どこまで相手の事を想えるか…
こんなにも愛されたら幸せですね。でも、大切な人を忘れてしまう自分、思い出も大切な物も
忘れてしまう自分に悲しくなって、別れを選ぶ気持ちも分かります。
ラッキーな事に前から6列目でとても舞台に近く、寛太君も朗読劇初挑戦ということで緊張も伝わり、終始一生懸命で汗をかき、涙を流しながら演じる姿はとても素敵でした
涙なくしては観られませんでした。流石プロ
1つ気になった事が…舞台が終わって、相手の女性の方と腕をくんで舞台をはける時、相手の方がリアル寛太君の頬の涙を“何泣いてるんだよ!”って感じで自分の手の甲で涙を拭いてあげたの長く一緒にお仕事していれば仕方ないかもしれないけど…見たくなかった…どれくらいの方が気づいたか分からないけど、見えないところでやってほしかった…
2時間の舞台をたった二人でまわすって凄いですね。日替わりでキャストも替わり、各々のストーリーがあると思うと観たくなります。次は是非啓太君の舞台を観たいです
でも、今回寛太君の舞台が観られて、良い経験出来ました。寛太君、ありがとう♪