辻村美深月さんの「嘘つきジェンガ」を読みました。
 
〇〇詐欺というタイトルの短編集です。
 
タイトルが示す様に起こる出来事は詐欺なのですが、さすが辻村深月さん。
 
人情を入れてきますね。
 
加害者にも被害者にも。
 
自分の為に嘘を積み上げていくと、実体の自分がどんどん辛くなる。
 
それは誰でも分かるのだけれど、沼にはまってしまう人というのはいるのでしょう。
 
騙す人の心情は個人的には汲み取りたくはないですが。