浅田次郎さんの「おもかげ」を読みました。
 
意外にもファンタジー。
 
親の顔を知ることなく育った主人公が無事定年を迎え、さてこれから何をしよう・・・という時に、送別会帰りの電車の中で脳出血を起こし、救急搬送された。
 
手術の施しようもない重篤な状態に家族や友人が代わる代わる病室を訪れる。
 
 
しかし、本人は実は意識がはっきりとしていて、見舞客のお喋りを聞いていたり、魂だけで抜け出して謎の女性や、お隣のベッドの老人と出歩いている。
 
 
謎の女性の正体が「ははぁ~ん」と、ロマンチック。
 
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