カズオ・イシグロさんの「日の名残り」を読みました。
映画にもなっているのだそうで、是非 映像でも観てみたいと思った内容です。
第二次世界大戦前のイギリスでダーリントン・ホールというお屋敷に35年以上仕えていた執事が主人公です。
主人公が追い求める「品格」を自分なりにも考えてみるのも楽しかったですし、執事という職業について思いを馳せるのも興味深かったです。
真に価値のあると自分が信じたものに微力を注ぎ続ける意思の強さ。
本の中にはイギリス人だけと書かれているけれど、日本人もそういう性質ると思うんだけどなぁ・・・