サラバ! 下巻 西加奈子さんの「サラバ! 下巻」を読みました。 自分が信じるものをみつけるという事は それを信じる自分を信じるという事か。 「あぁはなりたくない」と物心ついた時から見ていた姉が、まさか充実した人生を送るなんて。 それとは反対に 順風満帆だった”僕”の人生が じわじわと沈んでゆく。 そんな流れを読んでいる時は侘しかったな。 だけど、気の持ちよう。 着すぎて着膨れていた鎧を脱ぐ事さえ出来れば。