レンタルで「シーズンズ」を観ました。
2万年前からの地球の変遷を描いた映画です。
大規模な地球変動で絶滅した種が大半の中、その気候や風土に自分の体を合わせた種の何と強く柔軟な事か。
柔軟である事の重要性と、それを実行出来る能力。
天晴です。
この映画の趣旨は時の流れを見せる事なので、中身にはヤラセもあるのでしょうが、そこは理解して観ていくと良いかなと。
(原始人が出てきたり・・・。動物も総て自然体を撮影した訳では無いだろうし)
動物が自然により進化をしてきた流れは摂理として受け止められますが、人間の発展により変わってゆく動物の変化には後ろめたさが生じます。
2万年前の自然・・・そこまで太古の昔でなくとも、まだ取り返せば手が届く様な過去の自然の豊かさを表す映像に目を奪われました。
こんな場所が生活の傍にあればなぁ、と。
勿論、それと引き換えに安全や便利が手に入っている事は分かります。
便利や得を要求し過ぎない、節度のある暮らしを地球全体で望み、目指せれば 幸せなのにな・・・とウルグアイのムヒカ大統領の演説が頭を過ります。
得を捨てて徳を得る。
そんな人間になりたいです。