東野圭吾さんの「ラプラスの魔女」を読みました。
タイトルは、フランスの数学者で物理学者で天文学者であったピエール=シモン・ラプラスの提唱したラプラスの悪魔からのイメージのようです。
人の体にはまだまだ解明されていない謎があって、その興味の多くは脳に集まるのではないでしょうか。
そんな、脳に関わるお話です。
別の場所で起こった事件。
全てが硫化水素による死。
共通点が無さそうに見える被害者たち。
この事件は事故なのか、事件なのか。
そんな事が脳に起こるのだろうか、という好奇心と、
そんな人間がいるのだろうかと思うほど”冷たい人間”に驚きます。