くさばよしみさん編集、中川学さんイラストの絵本です。


以前から興味があった、2012年にリオデジャネイロで行われた環境の会議で、国民300万人程の南米・ウルグアイの大統領のスピーチの内容。


その会議の場にも質素な出で立ちで参加したムヒカ大統領。


お給料の大半を貧しい人に寄付し、官邸には済まず、郊外に妻と二人暮らし。運転手は勿論付けず、愛車を自分で運転して仕事に向かいます。


そんな大統領の演説の中身が気になったわけです。



詳細は避けますが、夢物語や偽善だけでは無い その演説が 胸にぐっと来るんです。


絵本になるほど、人間として根源の正義、欲求。

子供が聞いてもスッと理解出来る、環境と今後の生活の問題提起。



ごみを減らす、空気を汚さない、というごもっともな事の前に”理想の生活”を変化させ、何が自分にとって、人間にとって、地球にとって、未来にとって大事なのか・・・”大切なもの”を改めて考えて選んでみようというスピーチは、絵本で読んでも読みごたえがありました!





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