小倉から帰ってきて郵便ポストを覗いてみると、入っていたTSUTAYAディスカスの封筒。

自分が予約している順番に送られて来ているとは言え、何というタイミング。

観て来たばっかりだよー(´_`。)


いや、凄く良い映画でしたけどね。

このタイミングでもう一回は・・・。


ドラッグクイーンと弁護士のゲイカップルが、麻薬中毒の女から子供を引き取ろうとするお話。

そして実話だそうです。


ゲイだというのが原因で、子供を育てる環境に無いと判断され、子供もそれを望んでいるにも関わらず、一緒に暮らせる判決が下りない。


それでも諦めず控訴するが・・・。


ドラッグクイーンのゲイ役のアラン・カミングさんの演技が凄い。

演技力をどうこう言う事は出来ないのですが、何が凄いかって、ぐいぐいと映画に惹きこまれるのは、アラン・カミングさんの演技だからだと思いました。


「どうにか してやってよ・・・(ノ_・。)」

と、昭和館で一緒に観た十数名の殆どが思っていただろうなぁ。



アメリカでも同性婚を認める州が増えてきていますが、”子供を育てる”という事に於いて慎重に判断するのでしょうね。

勿論、それ自体は良い事で、子供が育つ場所として適しているかをしつこい位チェックするのは安心に繋がります。

ただ、この映画の場合は、母親が麻薬所持で服役していた時に権利放棄をしましたが、権利主張と引き換えに出所し、話が難しくなってしまったんですよね。



今、日本でも認められつつあるというか、進歩しつつある同性愛のお話。

私は、何故 反対意見があるのかが不思議。

少子化や家庭制度崩壊が反対意見の主たるところだと、今のところは出ていますが、同性愛の人に少子化の問題をつきつけるのはナンセンスだと思うんですよね。

それは異性愛者で解決すべきであって、同性愛の人にそれを言っては、アイデンティティの否定になるし、セクシャルハラスメントだとも思います。

家庭制度崩壊についても、家庭(制度)が崩壊している件数の何割が、同性愛が原因だというのだろう?

それ以外の問題が原因なのが大半なのは想像するに難くないかな、と。


人を好きになる気持ちを自由にして欲しいな、と思います。


ここ数年で、タレントさんでそういうキャラの人が増えたし、カミングアウトする人もいるし、もうすぐ日本も変わるのかな?と期待しています。


良い映画だったな。



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