確か 去年も書きましたが、十月は風炉のお点前が最後の月、侘びの月であります。

侘びの月の十月には 五行棚でのお点前になります。


これも去年書きましたが、五行とは”木火土金水”が このお棚に全て含まれているという事です。


陰陽五行説から由来しているそうで、十一代玄々斎精中宗室のお好みだそうです。
(これは 今年初めて書く情報かな)

本来は土風呂を置くのがお約束だそうですが、今日は土風呂ではないものでお稽古しました。


五行棚には三本の脚があり、節が一つのものをお釜の向こう側、二つの節を客付側、


そして、点前座から見て左側にある三本の節の脚は 勝手側です。

十月しか使わないので、必然的に一年振りのお点前の機会となりました。

お棚があるけれど湯返しが無かったり、水差しが細水差しでお棚の左に半掛かりで置いたりといつもと勝手が違い、やはりスムーズにはいきませんあせる


茶道をなさらない方にははてなマークはてなマークはてなマークかと思いますが、戸惑った事も自分の記録の為にも 書き留めておきます(^-^)



今日のお軸は「我心如名月」

私は、名月の様な心で・・・という風な解釈をしております。

まぁるい心で。明るい気持ちで。

(^O^)/


今日のお花は こちら

お花入れは 宗全籠です。

これも今月までのものですね。

名残を惜しむ月があるというのは 何とも日本人らしくて好きです。


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