百田尚樹さんの「影法師」を読みました。
身分を超えて生まれた友情。その二人の辿った道は、栄達と没落だった。
正に光と影。
・・・なんですが、影法師とは 良い題名を考えられました(って、偉そうですが
)
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
暗く見えていたものは、実は自分を支え、導いてくれてもいたんだと。
時代小説ならではの男性の、男性らしさが描かれています。
時にはもどかしく 歯がゆい程。
オマケで付いていたラストは、無くても良かったな、見たくなかったな、でも見たから「見たくなかった」とも思えるんだな。
何かを得るために責任を取る。
武士においては少々大袈裟な責任もありますが、責任を持つ、責任を果たす、責任を取るという行為を現代の人は忘れているんじゃないかなと感じる事があります。