東野圭吾さんのマスカレード・ホテルを読みました。
都内で起きた連続殺人事件の 次の犯行が高級ホテルだという事が発覚。
高級ホテルの従業員として刑事が潜入捜査をする。
途中までの肩すかしが、三谷映画にでも出来るんじゃないかという位ですが、最後はやはり事件性がありました。(当たり前か)。
ホテルの従業員も 仕事に徹するという見解では仮面を被っている。
ホテルに向かう道や、制服を身に纏った時には「お客様がルール」となる。
個人差はあるものの、日本人にはこういう傾向が多いのではないだろうか。
制服を身に纏っている以上、自分はその企業の看板である、という感覚。
私はそんな感覚を持ち合わせている人が大好きだ。