こんばんは。

読んでくださりありがとうございます。

 

前回から時間が経ってしまいすみません。

前回の続きで、運動の効果について詳しく書いていきます。

 

 

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■運動による身体機能の向上

 

・心肺機能の向上

運動を行うと、心臓の心拍出量が増加して、最大酸素摂取量が増加します。

最大酸素摂取量が増加=心肺機能が高まる

 

※最大酸素摂取量

全力で運動を行っているときに、体内に酸素を最大どのくらい取り込めるかを表すもの

 

 

・血管、血圧の正常化

軽く息が弾む程度の運動は、血液循環をよくするが、激しく変化しないため、

血圧を急上昇させることはありません。

それを長期間、規則的に継続すると、血圧を下げます。

 

有酸素運動は、血液中のタウリンを活性化させます。

タウリンは、高い血圧を下げ、血圧を正常に保つ働きがあります。

 

また、運動は、動脈硬化を防ぐHDLコレステロール濃度が高まります。

 

 

・骨代謝の改善

骨は、カルシウムを摂るだけでは丈夫になりません。

運動をして骨に負担をかけると、カルシウムを骨に定着させ、骨の形成を活性化するため、

骨のカルシウム量の減少を食い止めることができます。

逆に、運動量が減ると骨量も減少します。

 

 

・筋肉量の増加による基礎代謝量の増加

運動をして筋肉量が増加すると、基礎代謝量が上がります。

基礎代謝量が上がると、脂肪燃焼効率が良くなり、ダイエット効果があります。

 

 

・糖代謝の改善

運動をすると、筋肉でブドウ糖や脂肪の利用が促進され、肥満を予防する効果があります。

また、運動によりインスリン感受性が高まり、血糖値を下げる効果が期待できます。

 

※インスリン感受性

ブドウ糖をどのくらい効率よく代謝できるかを示す指標

 

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今日は、運動が身体に与える効果を5つ紹介しました。

次回は、心に及ぼす影響について書きたいと思います。