これから見に行く方

涙腺の緩い人はタオルを忘れずに!

 

 

 

勝手に自己中評価

 音響    (関係なし)

 映像    ある意味すごい

 ストリー  ★★★★☆

 総合    ★★★★☆

 

 

解説(映画.comから引用)

世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマ。

1970年代。小さな町工場を経営する坪井宣政と妻・陽子の娘である佳美は生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告されてしまう。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意。知識も経験もない状態からの医療器具開発は限りなく不可能に近かったが、宣政と陽子は娘を救いたい一心で勉強に励み、有識者に頭を下げ、資金繰りをして何年も開発に奔走する。しかし佳美の命のリミットは刻一刻と近づいていた。

大泉洋が主人公・宣政を熱演するほか、妻・陽子役を菅野美穂、娘・佳美役を福本莉子が務めた。主人公のモデルとなった筒井宣政氏と20年以上にわたり親交のあるノンフィクション作家・清武英利による膨大な取材ソースを基に「糸」の林民夫が脚本を手がけ、「君の膵臓をたべたい」の月川翔が監督を務めた。

 

 

感想

坪井宣政が表彰式を待つ間

アナウンサーにインタビューを受けるシーンで始まる

ん?このアナウンサー、有村架純だけど

ここに有村架純?

と思ったけど

 

1970年代へ

 

映像で、「ある意味すごい」と書いたのは

1970年代の映像の部分

1970年代の名古屋駅、自動車、新幹線

病院の中や看護師さんの姿なんか

「あ~、確かにあんな感じかな?」

と思えるところもあったよ

 

娘の心臓病

そのために全国の病院の医師に本当に治せないのか

更にアメリカまで!

親の愛情のすごさを最初で知ったけど

更に!

「人工心臓がなければ、俺が作ってやる」

という考えになることがすごい

東大の授業まで潜り込んで勉強して

何千万のお金をかけて機械を作ったり

それを後押しする母親もすごい

大泉洋の演技、なかなかすごいですよ

いろんな人に食いついていく部分がいいですよ

 

けど、やっと、やっと、やっと

臨床試験に向かうことができるかという矢先

外国での人工心臓の臨床試験での患者の記事

170日の間で故障等何回も開胸手術

こんな苦しい思いをするなら楽にしてくれ

 

人工心臓の開発に協力をしてくれていた大学病院が

突然の態度の急変

(あの教授の態度の180度急変もどうか思うが)

確かに、難しい問題であることも理解できるけど

 

落ち込む父親に対して佳美が声をかける

お父さん、私は十分にもらったよ

だから、ここまでお父さん努力したことで

他の多くの人を救ってほしい

 

ここで、まだ映画の真ん中だよ

でも、私の涙腺は大崩壊

 

ここから

バルーンカテーテル

の開発に入っていく

父と娘の夢として

そして、妻が加わり、娘たちも加わり

家族全員の夢として!

 

しかし、このカテーテル開発でも

態度を急変させた教授の憎たらしい態度

ビンタをくらわしたかったよ

 

なんかも壁にぶち当たりながら

人工心臓開発時に協力してくれた研究員や

東大にもぐりこんだときに教えてくれた当時の学生

(東大病院で医師になっているようですけど)

人の命を救う

という目標に向かって

 

佳美は成人式を迎えることができたけど

やはり、それ以上は

でも病院のベッドで

開発したカテーテルで人の命を救ったこと聞き

「私の夢が、私たちの夢がかなったよ」

息を引き取るシーンじゃなかったけど

もう私の顔がぐちゃぐちゃ

 

最後に

表彰式に向かう坪井宣政に、アナウンサーがお礼を言う

なるほど、アナウンサー役に有村架純を使ったわけね

そう、このアナウンサーは、バルーンカテーテルで命が救われた一人