kadokawaのHPから引用

 

ベストセラー作家になっても変わらない日々を送る李奈 。いつものようにコンビニバイトを終えて自宅マンションに帰り着くと、そこには担当編集の菊池と同い年の小説家、優佳の姿が。じれた様子の2人ら“ある賞”の候補になったことを知らされる。加えてその後、コナン・ドイル著『バスカヴィル家の犬』の謎の解明を英国大使館から依頼される。その謎とは? いったいどんな目的で? そして、気になる賞の行方は……。
 

 

 

 

感想

 

冒頭で、李奈がいきなり直木賞の候補に!

今回は、李奈の直木賞を巡ってのミステリー?

 

と、思いきや、コナン・ドイル著『バスカヴィル家の犬』の原作が

実はフレッチャー・ロビンソンではないかと言う話に!

 

フレッチャー・ロビンソンが書いたと原作が見つかった!

英国文学検証委員会から、李奈に『バスカヴィル家の犬』の作者は

ドイルかロビンソンかを調べてほしいとう依頼が!

委員会は、世界各地のいろいろなところに検証を依頼していた

日本では、李奈に指名があった

 

李奈は万能鑑定士Qこと小笠原莉子に協力を依頼しようとするが

莉子は、鑑定の仕事でニューヨークで多忙な日々

 

やむを得ず、李奈は一人で原文と言われる英文を読み

その他にいろいろな文献を探るが・・・・

 

今回、思いっきり勉強になったのは

原文から和訳するとき、結構、脚色しているということ

小説の中でも、李奈に「英文を読み解かないと」と指摘してる部分が出てきましたよ

しかし、英語が堪能ではない李奈は悪戦苦闘

 

そんな中、ある事件が

李奈が夜中に大きな犬を目撃、『バスカヴィル家の犬』に出てくる魔犬のような…

周りは見間違いと言うが

しかし、見舞い違いと笑っていた友人の優佳もその犬を目撃

 

これ以上は、ネタバレになってしまうので

内緒ですけど

いろいろな事件から、李奈は『バスカヴィル家の犬』の作者の調査も降りてしまう

 

さて・・・最後はどうなったか!

それは、言わなくても、李奈が見事な謎解きをして

原作者は、結局ははっきりせずのままですよね

 

そして、李奈は直木賞を!

李奈に電話がかかってきたところで

小説が終わってしまった

受賞でも、落選でも、電話が入るんだって

こうなると、続編が読みたくなるよね

12巻はいつ出るんでだろう