堂場瞬一の刑事小説は好きなんですよね

これは新しいシリーズで、かなり前に買って

枕元に積んであったやつ

 

 

 

内容 (BOOKSデータから引用)

銀行立て籠もり殺人が40年の罪を暴く──!
警視庁特殊捜査班SCU始動。才能豊かな刑事チームを描く警察小説、新シリーズ!! いきなり文庫!

東京新橋で銀行立て籠り事件発生。男性客が刺殺された後、犯人を逮捕した。警視庁SCU(特殊事件対策班)八神は、キャップの結城から被害者藤岡を調べるよう指示される。藤岡は、40年前に機動隊員殺しで手配され、公安に追われた男だった。八神は現場の銀行へ……。犯人、被害者、公安、複雑に絡む事件の真相とは? 個々の特殊能力を発揮して極悪に挑む最強の刑事チーム始動! 書き下ろし警察小説。
 

 

 

感想

東京新橋で銀行立て籠り事件

殺されたのは、藤岡と言う60歳ぐらいの男性

なんと、40年前に殺人を犯して指名手配されていた

しかも、当時、学生運統に参加してて、公安に追われていたという

殺した犯人が銀行に立て籠もって…直ぐに逮捕されるんだけど

あとは、犯人がなぜ藤岡を狙ったのかなどを調べるだけ

第三章になって、八神たちSCUメンバは、別の事件を担当することになった

大学教授の家を放火したとしたとして、容疑者を調べるのだが

その実は、「Z」と呼ばれる闇サイトで省庁の内部情報を流している人物がいる

その「Z」が放火犯を使って大学教授を・・というもの

その「Z」を追うというというのが、本当のミッション

 

と、簡単にあらすじはこんな感じなんだけど

殺された藤岡が絡んでいるというのは誰でもわかる話ですよね

 

ここで面白いのはSCUメンバのメンバの特徴

 

結城 キャップ、元公安、口数が少なく正体不明

綿谷 元組対刑事、格闘技などで合計すごい段、警視庁の中に伝手が多い

朝比奈 紅一点、段取りなどを作るのうまく、指揮もテキパキ

最上 元交通捜査、メカに強く、IT系も詳しい

 

そして、主人公の八神

どうやら、視野が広く、観察眼がすごいようです

 

この作家の刑事小説は、ミステリーとして楽しむのでは

容疑者の取り調べ

聞き込み、追跡

そういうのから新たな事実が見つかって

犯人を追い込んでいく

そんなストーリーを愉しむんだけど

 

今回のこの「ボーダーズ」って言うのは

なんかすっきりしない感じの小説で

読み終わっても、もやもやが残る感じ

 

このシリーズ、既に第3巻まで出てて

実は、3巻まで買ってあるんですよ

勝ったから読むんだろうけど

積極的に読みたい内容ではなった

気分展開がてら、他の小説の合間に読みますね