このシリーズの前巻は、なんと2022年10月

一年以上も前だったんですね

 

 

一応、前にも説明してるけど

JKは、ジョアキム・カランブーの略

小説の中で、主人公が読んだ本の著者で

生き抜くためのコツのようなことが書かれているらしい

 

 

内容(kadokawaのHPから引用)

K-POPダンスの人気ユーチューバー、EEこと江崎瑛里華。その正体は、悲惨な出来事によって“幽霊”になったひとりの女子高生だった。一方、現実社会で“幽霊”の代わりを務める飯島千鶴は、タワマンの自室でひとり悶々としていた。2人とも訳あって素性は明かせない。しかし、出来心から千鶴は夜の街に繰りだし、悲劇の扉を開けてしまう。果たして彼女たちの運命は? 哀しいヒロインの復讐劇を描く壮絶シリーズ、慟哭の第三弾!

 

 

前巻までのおさらい

主人公の有坂紗奈は、ある日半グレメンバーに掴まり、両親は殺されてしまう。

紗奈も焼き殺されそうになるが、暴力団の資金源とするため、整形されて通称輪姦島に売りとばれる。しかし、紗奈はそこで襲ってくる男たちを殺し、徐々に殺しの方法を身に着け、島を脱出する。

そして、自分の両親を殺した半グレメンバーに復讐し、自分を売り飛ばした暴力団をも潰してしまう。

復讐を成し遂げ津ためにユーチューバ・江崎瑛里華として資金を稼ぎ、川崎にタワーマンションを購入して暮らしていた。

復讐を遂げた紗奈は、自分とうり二つの整形を施された千鶴にマンションを渡し、自分は川崎から消えた。

 

 

感想

最初の50ページぐらいは、タワーマンションでこっそり生きる千鶴の話

電話で紗奈と話すが、寂しさから泣き出したり、誰かと話をしたとか…

とうとう、繁華街に出掛けて、そこで変なメンバと出会う

そこから、人気ユーチューバーEEである思われている千鶴が

知り合った男女から、他のメンバーも紹介したいからと言われて

横浜の怪しいホールへ招かれる

一方、普通の女子高生のエマは、「EEに会える」と言われて、横浜のホールへ

エマはEEである千鶴と会うが、千鶴の筋肉などから、とてもK-POPダンスをしてるとは思えないことから、EEではなく別人だと見抜く

その二人の会話を聞いていた、別の女が、他のメンバーで偽物EEと告げ口を!

他のメンバー達は、千鶴を犯したあと、最後は車で跳ね飛ばして殺して

ドラム缶に入れて燃やしてしまう。

さらに、エマも拉致して、別の場所で殺して海に捨てる

 

千鶴と連絡が取れなくなった紗奈は、川崎に急行する

そして、横浜で千鶴が、新木場でエマが殺されたことを知る

紗奈は、「くずはやっぱりほっておけない」として

千鶴とエマを殺したメンバーを探し出す

そのメンバーは

横浜から横須賀を牛耳る広域病力団の組長の息子

そしてその男をリーダーとする半グレメンバー

 

紗奈は、千鶴を殺したメンバーだけではなく

そのメンバーを庇う暴力団メンバーすら殺していく

 

こんな感じなんですけどね

17歳の女子が、いくら体を鍛えてるかといって

武器を持った暴力団員を次々と殺していくって

ちょっと笑えるけど

でも、なかなか爽快で面白いかも

 

後半の半分はほとんどが戦いのシーンだから

読んでて、ダレることはないんだけど

ちょっと現実離れしすぎてるのが・・・

 

でも、続編が出れば買うだろうねw