楽しみにしいた松岡先生の

高校事変シリーズ

最新作でーす

 

 

卒業か死か――。本土最終決戦へ。

慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足。喫緊の問題を次々と解決に導いたことで、内閣支持率は急激に回復していた。国内が落ち着いたかに見える中、結衣の異母妹である凜香は「探偵の探偵」の紗崎玲奈の行方を追っていた。やがて結衣が帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた優莉架祷斗が本性を露わにしていく――。互いの思惑が交錯する中、本土最終決戦に向けて賽は投げられた。ついに大詰めの11巻!
 

(以上、KADOKAWAのHPから引用)

 

前巻では、ホンジャラスに修学旅行にいった高校が

テロに巻き込まれ、それを自衛隊と優莉結衣が助けにいった

という話し

実は、巻き込まれたのではなく、優莉家の長男である架祷斗

日本を裏で牛耳るために画策した事件だった

 

この巻では、結衣はホンジャラス事件の主犯にされていて

国際指名手配中

 

ホンジャラスで、結衣が米軍とかに掴まれば、そのまま逮捕されてしまう

結衣は、どうやって日本へ帰国するために、

なんと北朝鮮への輸送船に紛れ込む

そこから、どうやって日本に来たのか

ここは不明のままなのですが、それは、次巻以降の何か布石なような気が…

 

日本では、いろいろな詐欺的な行為で、架祷斗が日本を裏で牛耳っている

そんな中で、結衣の腹違いの妹である凜香紗崎玲奈を探していた

 

この紗崎玲奈は、松岡先生の別の小説「探偵の探偵」の主人公

ストーカーに妹を殺された玲奈が

探偵になってストーカーと、そのストーカーに情報を流していた闇探偵を探して

復讐するって話です。

何年か前にテレビドラマにもなりました

玲奈役は、北川景子

他に、DEAN FUJIOKAや、川口春奈

が出ていました

 

この時の闇探偵が、市村凛という女で

最低の女ですね

この市村凛が、凜香の母親という設定になっている

 

凜香は、自分の母親を重症においこんだ玲奈を殺そうとする

が、そこに現れたのが、結衣

ホンジャラスで軍人として教育を受けた結衣は

圧倒的な力で凜香を叩きのめす

 

話の展開としては、どうかと思うんですが

戦闘シーンの部分の描写は、すごいですね

 

玲奈はどうかというと…戦闘的な探偵だったのですけど

所詮は一般人で、もうレベルが違うようです

ということで、玲奈が暴れるシーンはなしです

 

今回は、結衣の母親も明らかに

それが・・・・なんと・・・・あちゃー、そうきたか!って感じ

 

友理佐知子

 

こいつは、松岡先生の「千里眼」シリーズで

最初の頃に日本を、いや世界を牛耳ろうとして極悪人

脳手術した絶対服従の兵士を作り上げ

テロを起こしています

その時に、友理佐知子に対抗したのが、岬美由紀

突然、千里眼シリーズが復活したのは、この布石だったのか・・・

 

と思ったら、岬美由紀は、イエメンで足止めになっていて

日本にはいないらしい

ここ一発で、結衣を助けに岬が現れるかと思ったんだけど

 

後半は、結衣が・・・ここは、ネタバレになるから内緒ね♪

本土決戦なのかどうかはよくわからないけど

架祷斗が日本を完全に牛耳るのか、それとも結衣が阻止するのか

結衣が負けたら、話が終わってしまうから

阻止するのは間違いないけどねw

 

しかし!

まだ、決着はついていない

次巻で決着がつくのかどうかわからないけど

まだまだ続くクライマックスって感じです

 

次巻は、3月発売予定らしい

楽しみでーす