駐車場に愛車プリウス号を止めて温泉に向かいます。
ここも湯煙が凄いです。

玉川温泉の建物に向かって歩いていると途中、左側に折れて「玉川温泉自然研究路」なる遊歩道がありました。

「湯の花」を採取するところなんでしょうか。
迫力あります。

しばらく行くと路上に寝て岩盤浴をしている人がたくさんいるではありませんか!
写真撮るのも失礼かと思い撮らなかったけど。
さらに進むと所構わず寝ている人がいっぱい。
僕も負けじと寝てみました。
体の芯から温まってマジで体に良さそうです。

本格的な格好で寝てる人達。

どこまで本当か分かりませんが玉川温泉に浸かれば末期ガンの患者さんも治癒するという話があります。
僕らのような観光目当ての湯巡り客ばかりでなく、玉川温泉の効能に一縷の望みを託して岩盤に横になっている人も少なからずいらっしゃるはず。
今年2月、岩盤浴の最中に雪崩に巻き込まれて亡くなった方のなかにもそんな人がいらしたとテレビでみた憶えがあります。
そんなこんなで最初は面白がって騒いでいた隊長もだんだんと真剣な表情になってきました。
二人でそんな話をしながら旅館の大浴場に向かいました。


記念撮影です。
成分表チェック。
pHは驚異の1.05!!!!!
メタケイ酸も凄いぞ、388.6


大浴場には源泉100%の浴槽、50%の浴槽、箱蒸し、寝湯、打たせ湯など様々なお風呂がいっぱい。
ついでに人もいっぱい(笑)
これでは撮影不可能だなと諦めて早速源泉100%の浴槽に・・・。
入ってしばらくすると体中ズキズキしてくるではありませんか。
どうやらちょっとしたキズみたいなのがあるとそこがズキズキしみるようなのです。
さすが最強の酸性度を誇る100%源泉。
口に含めば渋いし苦いし酸っぱいしこの世のものとは思えない味(笑)
調子こいて顔をばしゃばしゃしたらなんと目にお湯が入ってしまいビリビリしばらく目を開けられない事態に陥りました。
あとで聞いたら隊長も同じ事態になってたらしく
「目が見えなくなるかと思って焦った」
と言ってました。
そうこうしてる間に気づけば向かいの源泉50%の浴槽に人影なし。
千載一遇のシャッターチャンス。
撮りました。

撮った後、50%の浴槽に入りましたが100%に比べるとやっぱりマイルドです。
その後寝湯、打たせ湯を堪能してあがりました。
脱衣所で服を着てると60代とおもわれるおじさんが2人話し込んでました。
聞いてると1人は東京から4泊、もう1人は日立から5泊でここに来てるらしい。
そして
「俺は胃3分の2取った」
「俺は全部だ」
なんて話してるのです。
やはりここはそういう経験してる人がたくさん来てるみたいです。
隊長が
「ここはいい温泉だけどちょっと重い」
と言ってた言葉が浮かびました。
最後に秋田名物なまはげと記念撮影。

玉川温泉・・・
僕は純粋に特徴ある温泉のひとつとして満足でしたが生真面目な隊長にはいろいろ重い温泉だったようです。
平成24年10月14日 秋田県仙北市 玉川温泉 「玉川温泉」
泉質 酸性 含二酸化炭素 鉄 アルミニウムー塩化物泉
pH 1.05(大噴)
メタケイ酸 388.6
溶存物質 7456.7
入浴代 600円
by よっちゃん隊員