自分に。 | このまんまで良かったんじゃん。②

このまんまで良かったんじゃん。②

スピ好き。おもろいもん好き。枠のはずれた世界を目指す、カメの歩み。


こんちは!ゆかっぺです。(●´∀`●)∩



今、よしもとばななさんの『ゆめみるハワイ』という本を読んでいます。🍌


まだまだ、訳もなく不安になったり、些細な事で腹を立ててみたり、目醒めからも程遠く感じてしまうような自分ではあるけれど、

自分が自分でいること、自分100%でいれることを目指している自分にとって、うん、うん照れと、とてもうなずける言葉があったので、自分に贈る言葉として、ここに記そうと思います。💓



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ひとりしかいないセキセイインコ黃


〈中略〉


自分が自分にとってぴったりくる役割の中にすんなりいること。その中でたったひとり、遅い歩みでも進んでいること。自分が自分でいるだけ、それ以上の幸せがあるだろうか。小説の現場とフラの現場で役割は違っても、自分でいるだけでいい。


なんといっても、この世にそれができるのは自分だけなのだ。有名でも無名でもどんな状況でも自分を全うするしかできることはない。


だれかを自分と比べてうらやましいと思ったり、だれかがちゃんとわかってくれさえすれば、自分はこんな状況にはいないのに、と思うことの何倍も、そこには小さなあたたかさがある。つきない動力がある。しゃかりきになってねたんだり、怒りをバネにしてがんばる人たちの肩に力の入っている様子を見ると、私はいつでも「こっちに来なよ、楽な上にちゃんと力が入るから、効率がいいよ~」と思うのだった。



出典元:ゆめみるハワイ P69、70

(著者=よしもとばなな 世界文化社 発行)



 


昔から ばななさんの本が大好きで、ばななさんの本は ほぼ全部と言っていいぐらい読んできたはずなのに、「ほんとに好きなの?」「ほんとに読んだの?」と疑われてもおかしくないぐらい、タイトルも内容もすぐ全忘れしてしまうのは何故だろう?🤔と思う、ばななファンの私です。