親子で受ける理不尽なごっこ遊び | 3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

ハーレー乗りのおお兄。
臨床工学技士のちゅう兄。
病院薬剤師のちい兄。
国立大医学部のおちび。
4兄弟の成長の日々と子育てが終わった母の人生のつぶやき。

私が子供の頃の話

私は三姉妹の真ん中。
一つ年上の姉とは1年半違うが、2学年下の妹とは生まれ月のせいで1年4ヶ月しか違わない。
つまり、ほぼ年子というわけだ。

姉は体格が良く、というか私が痩せて小さい子供だったので、常に子分的な立ち位置。



お人形遊びでは、姉がお金持ちの奥様。
妹はその子ども。
私は…お手伝いさんの「おせんさん知らんぷり

なんだよ、そのダサい名前。

「おせんさーん!」

「はーい滝汗

「ちょっとここ、ちゃんと片付けてくださる?」

「はい。すぐやります❗️」

この理不尽な配役に逆らうことなく、私はおせんさんの役をひたすら演じ続けた。

そして時は流れ…

姉の子どもは3400gの丸々とした女の子。
10日遅れて産まれたおお兄は、2355gの鳥のひなのような男の子。
実家に里帰りすると、姉の子どもを中心にごっこ遊びが始まる。



「家族ごっこしよう!私はお母さんね。ちゅう兄はお父さん。ちい兄は子どもね。」

「ぼくは?」
おお兄が聞く。

だから、ドアの外にいて。

犬…🐶🐩🐕🐕‍🦺



親子揃って理不尽な仕打ち。でもおお兄、人間にもなれないなんて、母の幼少期を超えたな(*・艸・)