先日、おちびと一緒にショッピング。
カーキのカーゴパンツに合う黒いTシャツが欲しいらしい。
最初に入ったお店。
若い男性スタッフが数人いて、店内に入ると同時に1人のスタッフが寄ってきた。
意識高い系おしゃれ男子。耳にはピアス。
「こんにちは〜♪
何か探してるのぉ?」
「えーっとTシャツを…黒の…」
すると何点かTシャツを持ってきて
「このTシャツ知ってる?〇〇って言うブランドなんだけど〜、パンツで有名な」
「いや知らないです😅」
「あーそうなんだ…。
これ人気なんだけどね〜🤔
じゃあこのブランド知ってる?
これも人気あるんだよね。」
「いや知らないです😥」
そんなやりとりが何回か続いた。
おちびは何度も「知らないです。わかりません。」を繰り返す。
チラッとこっちを見て困った顔。
すると私の存在に気づいた店員。
「えっと〜、自分で買う系?それとも買ってもらう系?」
「あ、自分で買います。」
「そっかー。じゃこっちの方がちょっと安いかな。」
そう言いつつ、おしゃれ店員の質問攻めは続く。
「君大学生?」
「はい。そうです。」
「ちなみに何年生?」
「1年生です。」
「あーそうなんだ。僕2年生なんだよね〜。」
横から見てると完全に部活の先輩後輩の会話(笑)
「ちなみに大学はどこ?」
こういう時、おちびはあまり言いたがらないんだけど、仕方なく
「○○大学です。」
小さな声。
「おぉ〜頭いいんだね」←すんなり入った訳ではないので、この反応が苦手らしい。
でも、少しマウント祓いできた感じ?(*・艸・)
するとおしゃれ店員、さらに聞いてきた。
「ちなみに何学部?」
今だ!おちび!発動するんだ。
ハリーポッターがディメンターに対して言う言葉
【エクスペクトパトローナム!】
守護霊を出して闇払いをする魔法の言葉。
今こそガリ勉守護霊を出しておしゃれマウント祓いをするんだ!
「医学部です。」
「あっ!あ、そうなんだ〜😅すごいね〜」
ダサい男子大学生におしゃれマウントを取る構図がひっくり返った。
服のブランド知らないのもしょうがないよね〜
ダサくてもしょうがないよね〜
ずっと勉強してたんだよね〜って言う空気(笑)
おしゃれディメンターがさーっと引いて行った🤣
浪人の間、友達つくらず予備校と家の往復生活。
1日12時間以上勉強してたから、洋服なんて頭になかったもんね。
こんな経験ですら、これから一つずつ楽しんでいけるんだな〜と実感✨
ちなみにおちび曰く「医学部って言うとみんな【すごいね〜】とか【頭いいね】とか言うけど、僕的には【頑張ったんだね】って言ってくれる人が1番いい」とのこと。
なるほどな🤔
