「しょうがない」は誰のため? | 3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

3兄とおちびとおかん。医系男子3人とハーレー乗りの長男とおかんのお話

ハーレー乗りのおお兄。
臨床工学技士のちゅう兄。
病院薬剤師のちい兄。
国立大医学部のおちび。
4兄弟の成長の日々と子育てが終わった母の人生のつぶやき。

久々の休日。
遅く起きたおちびは、昼食が遅かった。
夕食のとき、「まだいらない」と言う。
あーあ。せっかく作ったのに。
そう思っていると、
「しょうがないじゃん。まだおなかすいてないもん。」

昨日はおやじ。
おちびが私立医学部も受けたいと言った時、
「やりたいことをやれ。金のことは考えなくてもいい!」
と、立派なことを言ったのにあとから
「国立の10倍か〜。もう、浪人する気はないか…」
とぶつぶつ。
「何、今さら言ってんの?受かれば行かせるって決めたんじゃないの?」
「しょうがないじゃないか!言うくらいいいじゃないか。」

どっちも自分を守るため。
言い訳の「しょうがない」

「しょうがない」って相手を思いやったり、慰める時の言葉であってほしい。
「しょうがないな。お昼ごはん遅かったもんね」
「しょうがないよね。金額が高いから悩むよね。」

そうか。
私が先に言わないから相手が言っちゃうのか。
思いやってないのは自分だったと気づく今日この頃(*・艸・)