ちい兄は、今年から市のジュニアに入った。
今まで、ちゅう兄や師匠が行ってた話を聞いてるだけで、
「ぼく、絶対行きたくない。無理。」
向上心が全くなかった。
ちゅう兄たちが卒業して、新たなキャプテンを選ぶにあたり、
大先生からちい兄が選ばれた。
師匠が着けていた金文字のキャプテンワッペンを引き継いだ。
ちゅう兄の銀文字の副キャプテンワッペンは、Mr.ニヒル君へ。
キャプテンになって徐々に意識が変わってきたのか、
午前中ジュニアの稽古があっても、夜の稽古に行くのに
「疲れた。たいぎい。」って言わなくなった。
試験中で公休の時も、自分から着替えて稽古に行く準備。
「休まないんだね。」
「ん?ああ
」
案の定、中学生はちい兄1人。他7人みんな休んでた。
特別稽古日だったので、ちい兄の他は小学生が4人だけ。
ちい兄1人の声が響く。
大先生が、おちびを含め皆を叱る。
「キャプテンは今、試験中なのに来てくれとるんだぞ!
本当なら、勉強せんにゃいけんのんで!
君らはそれをわかって、
普段以上に気の入った稽古せんにゃいかんじゃろうが!
」
先生、ありがとうございます(T∀T)
その言葉だけで、ちい兄の来た甲斐があったってもんです。
日頃、おお兄やちゅう兄の陰に隠れて注目されなかったちい兄。
こうやってみんなの注目を浴びることが、この先の糧になるはず。
車の中でちい兄に言う。
「ママはあんたのためなら、どんなことでもしてあげるよ。
ちゅう兄が頑張ってた時みたいに。」
「例えば、どんな?」
「夜中にお腹すいたら、好きなもん作ってあげる。」
「マジで?」
「食べたいもんあったら、つねに買っといてあげる。」
「ほんと?」
「キャプテンがしっかり仕事できるように、サポートするよ(笑)」
「おお~~~~!!
」
これから、ゆかぴん応援団(団員1名)は、ちい兄中心にまわっていくことになりそうです
そして、先日の試合。
個人戦で3位になりましたv(≧∇≦)v キャッ♪ ←強い子たちがいなかったのもあるが(* ̄m ̄)
うちの子たち、いつも個人戦では3回戦がせいぜいだったのよね。
5回戦までいったことがびっくり
嬉しさを抑えつつ、クールな顔で記念撮影

貴重な楯は、家に帰るまで「壊されたら困る」と、誰にも触らせず。
早速、机に飾っておりました