今日は婚活を通して出会った愉快な男性たちをテンポよく巻きでご紹介させていただこうと思います。

皆さまの暇つぶしにでもなれば幸いです。


では早速お一人目、参りましょう。



「麻布は僕の庭です」




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こう宣ったのは結婚相談所で知り合った開業医さん(41)、鼻から軽く息を漏らすニヒルな笑いが印象的でした。

お見合いでは、自分は芸能人もお忍びで利用する会員制のバーの会員であるとか、そもそも自宅が西麻布であるとか、クリニックは一般人よりも著名人の利用が多いであるとかそんな話をされてました。

仮交際成立後、彼から麻布でランチをしましょうとお誘いが。
〝ははぁん、麻布マジックで落とそうってわけね、お手並み拝見〟と上からユカでお会いしたわけですが、こんにちはの挨拶もそこそこに彼がニヒルな笑みを浮かべて静かに言いました。


「今日はどこに連れて行ってくれるの??」


冗談ではありませんでした。
本当にノープランでした。

彼との会話から察するに、恐らく彼は母親から子離れされていない大人で、両親の甘やかしで麻布に住み両親の資金援助で難なくクリニックを開業し両親の威光でそれなりに人脈もありそして、お見合いの場で話した麻布通自慢は本当にただの自慢であって彼の中では土地に詳しい事と〝誰かをもてなす〟という事はリンクしておらず、むしろもてなされ慣れしてる自分の対人関係をそのままお見合い相手の私にぶつけてきたんだろうと。


幼稚園からやり直していただいて♡





ファッショナブルマン(34)



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ニューヨークの無意味な印字Tシャツに重ね着、あからさまなウォッシュ加工ジーンズには付属品と思しきチェーン。

し◯むらの男児コーナーで買ったのかな?


こんなファッショナブルマンとの出会いは婚活パーティーでした。

何がお気に召したのか「俺、ユカさんを第1希望に書くから。第2以下は書かないから。ユカさんどうするの?」と果敢に攻めてくるファッショナブル。「俺にしてくれたらすっごく嬉しい」

パーティーには特に目ぼしい男性もいなかったのでそこまで気に入ってくれるなら、とファッショナブルとカップリングしてみました。

喫茶店へ行きお互いの結婚観なんぞを話すと意外にも意気投合。喫茶店を出るとファッショナブルがスーツ買いたいとか言い出したんで洋服の青山に寄って〝これが似合うよ〟とか〝ネクタイはあれが良いよ〟とか言いながら2人で選びました。

あれ?なんか夫婦じゃない?

勘違いしそうになりながら帰りの電車へ乗り込む私たち。

ファッショナブル「あの・・・俺、本当に考えてるから。結婚」

ドキドキ

ファッショナブル「次いつ会える?」

私「確認してみるね」

こうして2人は別れ、その日の夜LINEで会える日程を連絡しました。

私「今週だと金曜がいいな。来週なら水曜か日曜!」




このLINEが既読になることはありませんでした。なんだったんだ一体





自称年収3,000万男(36)


もちろん婚活パーティーです。

米国公認会計士だのどこかの企業の相談役だの、プロフに書き連ねられた職業は怪しさMAXだったのですがこの日参加していたパーティーは連絡先交換が自由なパーティーで、「教えて」と懇願されると断れない私、鬱陶しかったらあとでブロックすればいっかと教えてあげました。

ところが想像に反してLINEでのやり取りは鬱陶しいどころか普通っていうかむしろガツガツしてなくて好印象。

無理のないスケジューリングはもちろん、苦手な食べ物はないか聞いた上でお店をいくつかリストアップしてくれ、「いかがでしょう?もちろんユカさんの行きたい所があればそちらでも構いませんよ^^」

スマート・・・!

しかもリストアップしてくれたお店が全部、田舎で2番目に可愛い程度の私には一生縁がないようなお店だったんですよ。
これはもしかしたら年収3,000万は本当かもしれん・・・

期待に胸膨らませながら待ち合わせ場所の池袋駅へ。

ん・・・?池袋??

3,000万「実は今日お店の予約が取れなくて・・・(^_^;)」

あら、じゃあ今日は違うお店に行くのね。

3,000万「今日はここでいいですか?(^^;;」






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店長さん(38)


結婚相談所です。
レストランの店長をしている方でした。

仮交際が順調に進み、4回目のデートでいよいよ店長が事前相談もなく格式高いフレンチレストランを予約しました。

〝今日、告白来るな〟

こう予感した私、店長との本交際に踏み切るには〝う〜ん〟となる点があり、今日のところは〝考えさせてください〟だな、と決め店長とフレンチレストランへ。

レストランでの告白はありませんでしたが帰り道、歩きながら店長が本交際を提案してきました。
用意しておいた答えを返す私。

店長「そっか・・・。わかった。・・・待つよ」

私「ありがとう」


店長「・・・愛してる」


あっ、愛してる!?(笑)(笑)←笑うな


私「ありがとう」

店長「・・・」

店長「・・・ハァ(溜め息)」


くっ、暗いっっ!!!

なんだか申し訳なくなったユカ、話を変えたいのもあり「さっきのお食事代、高かったですよね?私もお支払いします」と言ってみました。


店長「じゃあ・・・2でいいです」

えっ、2千円??
そんなワケないよな、、でも2万もどうかと思うんだよね、勝手に予約したわけだし。でもでも、2千円渡して〝は?〟みたいな顔されたら気まずいから2万渡してみるか・・・


私「はい」


店長「ありがとう」



愛してる女から2万ぶん取りやがった(;´д`)鳥貴族で全然良かったわ







羽生さん(LINEで)







『ユカを思って1人でしていい?ユカと1つになりたい




〜リアルタイム既読スルーのち2分後〜




『ごめん・・・グスン。怒ってる?』




グスン(*´д`*)←萌えるな





こんなシリーズは山ほどあるのでいつかまた書こうと思います☆




ではでは〜( ´ ▽ ` )ノ