ふぅー、あっちぃあっちぃ。
今日は無駄に早起きしたのでいつものように部屋の掃除して洗濯したあと、8時からラストサムライ観て号泣してました。トムクルーズすげぇや、ケンワタナベ良い演技だったわ
観終わってもまだ10時だったんで、本当はゴロゴロしたかったけど体と心に鞭ふるって化粧して美術館行ってきました、ひとりで。私はひとりじゃない、ミケランジェロとデートしてたの
で、ちょっと面白いエピソードが。
モナリザを描いたレオナルドダヴィンチさんがさ、俺は軍の役に立つぜ、って自分を売り込むべく意気揚々と新しい戦車のアイディアを軍に送ったわけですが、
↓ ↓ ↓
軍馬に大鎌。
そうなるのは想像つくんだから敢えて描かなくてもいいのにこの戦車に対峙した人間はこうなりますよってご丁寧にやられた人まで登場させて大鎌の威力をアピール、絵からレオの意気込みを感じると共にそもそも軍馬に大鎌ってアバンギャルド具合からしてこんなアイディア思いつく俺スゲェって酔ってる感をひしひしと感じるよね。
これだけで充分面白いのですが、説明文読んでみたら『実用性に欠けるため採用はされなかった』って書いてあって、さらに、何か別の機会でレオ自身がこの戦車の案を振り返ることがあり、その時残した言葉が、
あの戦車は実用性に欠けるだけでなくむしろ味方の軍に混乱と恐怖と被害をもたらすもの
とご自身で評価されていて盛大に吹きました。
羽生さんのつづきでーす!
自分の気持ちに自信がないという事と、羽生さんてわかんないな?という不安を抱えつつ、まぁそんな大した事じゃないしな、とランデブーを重ねてました。
いつものように羽生さんとご飯行った帰り、明日はどこで食べようかなーなんて考えていたら羽生さんから、
『明日同僚(男)も来たいって言うんだけどいい?』
とLINEが来ました。
ど、同僚さんですと・・・?
これを聞いた私の頭に瞬時に駆け巡ったのは、
アラサー・アラフォー・独身・彼氏無しの面々ですよね。
羽生さんの勤め先ならそれなりの男性に違いない。
このご縁、誰かと繋がったらいいな・・・!
本当はすぐさま、
えっ、その人独身?何歳?彼女いる?婚歴は?結婚願望ある?
って根掘り葉掘り聞きたかったんですけどこの時点で聞いたら無粋ってもんなんで、大和撫子株式会社の社外取締役である私は
『もちろん!』
とだけ返しました。
期待を膨らませまくって迎えた次の日。
結論から言うと同僚さんは
既婚者でした。
良いんですけどね。
素敵な方でしたし。
Missスタンダード軍団×羽生陣営、見合いの舞い(合コン)は夢と消えたわけですが、3人での食事は楽しかったです。
意外だったのは、羽生さんの同僚への応対が少しザツだったことですね。
注意して見ないと気づかない程度なんですけど、言葉自体は普段と変わらないのになんとなく素っ気ないというか。
ザイルの時と違うじゃん!
この人のこと嫌いなの??
とも思いましたが話しているうちに嫌いなわけではなく普段の会社での様子がこうなんだとわかりました。
ちょっと素っ気ないのが会社でのデフォってことですね。
あと、同僚さんが羽生さんのことをほとんど知らないのにも驚きました。
例えば、羽生さんてご飯がテーブルに運ばれてくると箸とかフォークなんかを必ず私に先に配ってくれるんですけど、この日も私と同僚さんに配ってくれて、
同僚さん「お、気がきく」
私「こういう所お兄ちゃんぽいよね。面倒見良さそう」
同僚さん「羽生さん長男?俺も~」
羽生さん「・・・」
なぜ無言
私「羽生さん次男です(笑)」
同僚さん「あ、そうなんだ、知らなかった(笑)」
とか、あとは
同僚さん「なんか歌いたくなってきた!カラオケ行こう!カラオケ!」
私「あっ・・・」
羽生さん「・・・」
同僚さん「え?」
羽生さん「・・・僕カラオケ無理なんですよね・・・」
私(音痴だからね・・・)
とか。
同僚さん、「俺羽生さんのそういうの全然知らないねー!」って驚いてました。
それで興味が湧いたらしく
同僚さん「羽生さん、お兄さんからなんて呼ばれてるの??」
ってしきりに聞いてました。
なのに、
羽生さん「弟よ、って呼ばれてる」
みたいな。
同僚さん、なわけないじゃーん!って食い下がってましたけど最後まで教えませんでした。
なんなのその秘密主義(笑)
こんな風にいつもとキャラが違ってやりにくかったわけですが、
キャラだけでなく笑顔も2人の時と全然違ってて、
あー、私には心開いてくれてるんだな
と感じられて嬉しかったです。
あともうひとつ嬉しかったこと。
私って結婚のイメージができない女じゃないですか。
男に結婚を迫られるには女側が『結婚?なにそれ美味しいの?』くらいの余裕をかましているくらいでちょうど良いと何かで読んだのですが、私の場合、
『結婚?なにそれ不味そう』
って眉をひそめる可能性すらあって、だから未だ独身なんですけど、
この日同僚さんのお子さんの話になって。
同僚さん「最近娘が本当に可愛い」
私「同僚さん良いパパしてそう!でもそのうち彼氏連れてきちゃうんですよー(笑)」
同僚さん「それねぇ、たまに想像する(笑)」
羽生さん「そうなの?どんな気持ち?僕からはまだ出てきてないからわからないんだけど」
・・・。
羽生さん。
お子は、男性の僕からは出てこないよ。
僕の遺伝子を継ぐ子はまだ誕生してないってことをものすごくざっくり言ったってだけなんですけど言い回しが個人的にかなり面白かったです。
で、何が嬉しかったって、
そんな将来の具体性が皆無にも思える天然発言を聞いて私、
羽生さんの子供を生んであげたい
なんて思ったんですよ。
結婚?なにそれ不味そう、な私が。
こんな風に思うのは初めてでしたね。
しかも思っただけじゃなく情景がリアルに頭に浮かんだからね。
日暮れ時、川沿いの土手道にのびる2つの影。
私の右手には3歳くらいの可愛い男の子、左手にはスーパーのレジ袋。
右手の男の子に気を配りながらスマホを見て、
「あらー、今日パパ帰り遅いってー♡」
みたいな。爆
そしたらどんどんイメージが派生していって、
『おかえりなさい、あなた♡』(おたま持ったまま
(病院で看護師さんが)『羽生さーん、羽生さーん』 私『・・・あっ、私のことかっ照』
(羽生さんキッチンに立って)『たまには僕が洗うよ、どっちのスポンジ使えばいいの?』 私『黄色』
私&子供『お祭り行こうよお祭り!!』 羽生さん『僕眠いから二人で行っておいでよ^^』
(夜)羽生さん『寝る時間だよー』 子供『ハーイ!絵本よんでー!』 羽生さん『一冊だけね^^』・・・数分後→ 子供『ママー、パパ寝ちゃったー』 私『いつも寝付きがいいわね』
(老後縁側で)私『あら、ウグイスが鳴きましたねぇ^ ^』 羽生さん『春ですねぇ^ ^』(茶を啜る)
みたいなみたいな!!
楽しそう!!!(((o(*゚▽゚*)o)))
こんな妄想をしているうちにお食事会はお開きになりました(笑)
同僚さんと別れ、私と羽生さんは公園へ。
羽生さん「ねーねー」
なぁに、あなt
私「ん?」
羽生さん「もしさー今日の同僚君がゲイだったらどうする?」
私「えっ何急に(笑)でもまぁ色んな人がいるからね」
羽生さん「あ、引いたりしない方?」
私「うん」同じ人類には違いないしね。
羽生さん「僕も引かない方。僕自身にその気はないけどカミングアウトされたとしても距離とったりしない。今まで通り接する」
私「へー、告白されても?俺、お前が好きだって言われても?」
羽生さん「今まで通りだね(笑)」
この辺りから変にノリノリに。
羽生さん「ね、どうする?もし僕が同僚君とか上司から誘われたら嫉妬する?(笑)」
何その例えw
羽生さん「どうする?『実は今日誘われて、つい魔が差して・・・』って僕が言ったら(笑)」
羽生さん「僕ユカには何でも言っちゃうからね!しちゃったら言うよ(笑)」
羽生さん「それでもしソッチに目覚めちゃったらどうする?(笑)(笑)」
ねー、どーする??って羽生さん、少年のような笑顔。
いや本当、めっちゃくちゃ楽しそうなんですよ。今日、いや、ここ数日で一番の笑顔。
楽しそうな羽生さんを見てたら私までニコニコしてました。
一緒にいたらこんなバカみたいな話して過ごすのかなー、楽しそうだなーって。←
そしたらニコニコ笑顔のまま羽生さんがブッこんできました。
羽生さん「ユカとエッチしたい^ ^」
`;:゙`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ
羽生さん「抱きしめたい!(笑)」
い、いや、おまミスチルかよ、てか声大き、ここ公園(滝汗
羽生さん「ダメ?(笑)」
羽生さんてたまにこんな感じで軽口叩くんですね。まぁここまでダイレクトに言ってきたのは初めてでしたが。
いつもはハイハイってスルーするんですけど、ついさっきまで結婚生活を妄想していた私としては、
えっ照、いや、ちょ、ダメよあなt 状態でしたね。
妙に照れちゃってスルーできなくて、もうこの際だからブログではハッキリ言いますけど、
全然OKだった。
話を戻しましょう。
緊張して何も言えないでいる私。
空気を読むのに長けている羽生さんのことだから私の緊張なんて一瞬で看破したことでしょう。益々ノリノリになって、言いました。
羽生さん「好きならしたくなるのが普通でしょ?ユカだって僕のこと抱きたいでしょ?(笑)」
僕のこと抱きたいでしょ???笑笑笑
もう、吹いたね。
こんなに面白い人中々いないわと。
私「いや、まだいい(笑)」
いつもの軽口だと思って、こう続けました。
私「てかなんで私も羽生さんのこと好きって前提になってるの(笑)」
直後、
羽生さんの顔から笑みが消えた、ような気がしました。
実際は変わらず笑顔だったんですが、
羽生さん「知ってるよ」
あ、、どんどん萎んでく。。
羽生さん「僕の事どこか好きじゃないんだろうなって、わかってる」
羽生さんの笑顔は目に見えて悲しそうでした。
帰りの電車の中で、羽生さんからこんなLINEが来ました。
『今日は話したい事があったけどタイミングが掴めなくて話せませんでした。』
つづく