こんにちはーーー!

 


みなさん、婚活頑張ってますかー??

 

 

私はお目当ての男性からLINEが返ってこず不貞腐れてやる!!って二度寝しましたがMissスタンダードは化粧も髪型もちゃんとすれば海底で息を潜めるヒラメから、必死の形相で貝を割っても可愛い♡って言われるラッコくらいにはレベルアップできる逸材なんで、その逸材が夏本番の予行演習的な三連休中日を腐らせるのも如何なものかと思い直し、ひとりで水族館に行ってみました。目指せみんなのドルフィン♡

 

 

イルカショー見て泣くのは私だけでしょうか。

なんか迫るもんがあるんだよね、イルカショー。大好きだよ。

 

 

 

ザイルバーの続きです!

 

 

ザイルの計らいでテーブル席からカウンター席に移動した私と羽生さん。

 

 

羽生さんの友達がいなくならないよう変な発言には気をつけなきゃ、と小さじ一杯分くらいの緊張感を持ってトークに参加しました。

 

が、結論、そんな緊張感はまったくもって無用でした。

 


ザイル「ハブちゃんとはどこで知り合ったんですか?」

 

げ、婚活パーティーって答えていいのかな・・・


いいや、羽生さんにお任せしよ。

 

 

私(羽生さんを見て)「どこですか?^ ^」

 

 

羽生さん「どこだろうね^ ^」

 

 

ザイル、聞いておきながらそれ程興味はなかったのか先日行った街コンの話をしてきました。

 

 

ザイル「街コン、宇都宮だったんスけど、俺宇都宮大好きなんスよね」

 

 

私「意外に近いですよね」

 

 

羽生さん「餃子美味しいしね^ ^」

 

 

私「で、どうだったんですか?女の子は」

 

 

ザイル「女の子も美味しかったですよ」

 

 

 

 

そーゆー意味じゃねーよ。良い感じの子できたんですかって意味だわ。

 

 


私「ははは」(乾いた笑い

 

 

ザイル「宇都宮街コン、マジいっすよ、ハブちゃん」

 

 

羽生さん「そうなの?^ ^」

 

 

ザイル「なんつーか、女の子みんなチョロい?みたいな?あはははは(笑)」

 

 


はっはは、なんつーか、

 

 

 



 

 


死ね?

 

 

 

みたいな?

 

 

 

あはははは(笑)

 

 

 

 


・・・羽生さーーーーん、私この人ダメだわ( ;∀;)

仲良くできない( ;∀;)

 

 

てことで開始1分で隣の席で飲んでいたおひとり様女子に話しかけることに。

 


私「今日はお勤め帰りですか?」

 

 

女子「あ、はい^ ^  お勤め帰りですか?」

 

 

この子、なんとなくSPEEDの上原多香子ちゃんに似てる・・・!

左手薬指に指輪ナシ、右手にもナシ、推定年齢32歳!

こんなところで一人で飲んでるくらいだからどうせ彼氏もナシ!←

結婚相談所入会したら引く手数多間違いナシなのに、勿体無い!!!

 

 

私「ですです。この近くなんですよ。」

 

 

多香子「えっ、私もです!」

 

 

話を進めていくうちに、お互いの会社が徒歩圏内にあることが判明。

しかもランチするお店もいくつか被ってました。

 

 

羽生さん「すごいね。じゃあ今まで会ってたかもしれないよね」


↑ザイルと話が尽きたのか突然入ってくるハブちゃん

 

 

私「ほんとほんと!えー、良かったらランチしまsy」

 

 

 

 

 

「俺もこの辺なんだけど!」

 

 

 

 

image

 

 

 


突如会話に参加してきたのは多香子ちゃんの奥にいた一人客。

 

 

紫外線やらパーマやらに痛めつけられたのか辛うじて残っている弱々しい薄毛は宿主によって無残にも逆立てられ、頭皮の死んだ毛穴を補うかのように耳穴からは剛毛と言って余りある毛が圧倒的な存在感を放っていました。

ついでにいうとアトピーなのかなんなのか肌は赤らみボコボコした膨らみが目立って痛々しい。

 


多香子「そうなんですね!偶然ですねー ^ ^」

 

 

突然の闖入者にも優しい多香子ちゃん。

この子、えぇ子や・・・涙

 

 

耳毛「◯◯って会社なんだけどぉー」

 

 

耳毛、聞いてもいないのに勤務先を明かし、仕事でとある大物タレントと喧嘩になった話や広告界のアンダーグラウンド的な話を披露してくれました。

 

 

耳毛「俺、おっきな声じゃ言えないんだけど、毎日2億動かしてる(笑)」

 

 

私&多香子「すごーい」

 

 

羽生さん「すごーい」←

 


ビッグマウスでもなんでも、一方的にしゃべり倒してくれる人がいるっていいですよね。


私と多香子ちゃんと羽生さんの間には『なんか悲愴感漂う耳毛をアゲる』という一体感がもたらされましたから。

 

 



ほとんどえずきながら料理を食べ終え、私と羽生さんどちらからともなくそろそろ帰ろうかという雰囲気になりました。


しかし多香子ちゃんを残していくわけにはいかん、攻戦一方の耳毛の餌食にするわけにはいかんと、私はいつ〝帰りますけど一緒に・・・〟って切りだそうかソワソワしていたらなんと羽生さんが、

 

 


「ここ3人分お会計で」

 

 


なんてサラリと言ってくれました。

 

 

 

お前・・・!!!!!

神なの・・・!?

 


だって私がそろそろ帰りますけどって言って多香子ちゃんが、じゃあ私もって言ったところで耳毛は「まだいいじゃん、多香子はまだいいじゃん」って食い下がることできちゃうわけじゃないですか。


人の良さそうな多香子ちゃんだから、じゃ、じゃあ・・・って流される可能性はあるな、って思ってたんですよ。


でも羽生さんが強制的に多香子ちゃんの分もお会計済ませちゃえば耳毛としては「あ、あぁそう・・・」としか言えないわけで。

 


改めて、お前、デキるな!!!

 

 

と惚れ直した私でした。

 

てか、その空気読む力、たまには私にも使ってくれ。最近の君はちょっと自由すぎる。

 

 


多香子ちゃんは逆方向だったのでお店の前でLINE交換して別れました。

(多香子ちゃんとは馬があって今もランチ行ったり遊びに行ったりしてる!)

 


私と羽生さんはご飯のあと公園に行くのがお決まりになっていたのでこの日も近くの公園へ。

 

 

あったかくなってきたねー、今日楽しかったねー、なんて話していたら羽生さんが唐突に、好きだよ、と言ってきました。

 

 

 

私「なに急に(笑)」

 

 

羽生さん「僕公園好きじゃない?」

 

 

私「そうだね」

 

 

羽生さん「こういう大きな公園も良いけど、やっぱり近所の公園が一番だよね」

 

 

私「???  うん」

 

 

羽生さん「癒されるし、素でいられる。ユカは、僕しかわからない近所の公園」

 

 

羽生さん「大好きですよ」

 

 


そう言う羽生さん、震えてもなく←いつもの穏やか安らか笑顔。

 

 

素直に嬉しかったし、もう付き合ってもいいかなと思ったのですがちょっと気になっていることがあり、羽生さんもそれ以上は言ってこなかったので関係を進めることはしませんでした。

 

 

 


つづく