すごい回でした。


「季節のない街」第6話


ホームレス親子の回。


ホームレス親子の父親(又吉)は、

いつも家の話をしている。

現実には絶対に叶わないのに、

息子とこれから「建てる」家の話をしている。

息子は、諦めたようないつでも「そうだね」と

父親の話を聞いている。


食べ物をもらって歩くのも息子。

父親は蘊蓄を色々と言うけど、

自分は人と関わることはできないのだろう。


息子に未来があるのに、

学校にも通わせられないし、

ホームレスにしてしまっていることに

傷ついてもう現実を見られなくなってる。


そんな息子が寿司屋の大将が

「火を通して食べろ」と言ってたというしめ鯖を

父親は、蘊蓄を並べ、生で食べさせる。


それによって息子は命を落とす。


人に助けを求めることも、

救急車を呼ぶこともできない。


息子が死の淵を彷徨っていることは、わかっている。いつも食べ物をもらってきてくれる息子はもういない。自分で貰いに行き、息子の好物を取っておいてくれたオカベから受け取ったパンに貪りつく。


雨の中で泣く父親、どれだけ自分が悔しかっただろう。何もできない自分を「プールのある家」を作っていると思い込むことで

現実から逃げていた。


寄り添ってくれる息子がいたから。


トラは、必死で父親に訴えていたが気づかない。


現実を見たくないんだ。

もう壊れてるんだ。

息子が欲しいと言った唯一の家を建ててあげることができると思い込むしか生きる術はなかった。


ほんとは弱くて何もできないこんな暮らしをさせている不甲斐ない父親だっていうことは、自分こそわかっている。

あの泣き顔で伝わった。


タツヤのカフェも、

ホームレス親子の家も、

幻。


子どもが弱っていく、死にむかっていくのを

看取ることができない弱い父親。


救いはみんなが必死で助けようとしてくれたこと。

これからどうなるんだろう、ここの人たちは。




今日は、息子の趣味のお付き合いで

長時間運転し、

帰りに美味しいソフトクリームを食べ、

マックも食べ。


はー夕飯疲れたって思ったけど、

頑張って

豚汁と竜田揚げとサラダだけど

作ったら美味しい〜って食べてた!


頑張った自分←だれも褒めてくれないから自分で褒める。母の日?なんもなし爆笑