「これは何ですか？」
という問いに対して、
あなたならなんと答えますか？
「グラス」？
「水を飲むための道具」？
「丸い形をしたガラス」？？
どこを、どこから見ているか？
何にフォーカスしているか？
によって、
その答えは変わってくる。
どんな視点を持っているか？
で、
捉え方は随分変わってくる。
ガラス職人さんなら、
わたし達が知らない知識から
アプローチした回答になるかもしれない。
「○○という技法で
～～℃の熱で作られたなんちゃらかんちゃら」
とかｗ
そして、
たくさん視点を持っていれば、
ひとつのものを
たくさんの方向から捉えられ、
認識が深まる。
実体が分かれば分かるほど、
深刻さは軽くなり、
柔軟さが出てくる。
緊張が緩み、リラックスが生まれる。
＊
同じことが人生にも言える。
昨日、久々に会った友人と話していて
わたしに
「今までと違う視点が養われた！」
と感じた。
何年も前からのお付き合いだった友人の人生は
これまで何度も見てる。笑
それが、
久々に見たとき、
今までとは違う形が飛び込んできた。
それは、
着飾ってない、
とてもシンプルなものだった。
一見、ドキッとするけど、
シンプルで正直で潔くて、
わたしは大好きだった。
そこには
彼女に触れるといつも感じていた
「素直さ」が溢れていた。
実は、数日前、
同じことが
わたしにも起きていた。
あるきっかけで、
わたしの人生全体を
今までとは違う視点から見た。
わたしはとても驚いてしまった！！
具体的に書くと、
常々、わたしは
「制限からの解放」
というテーマを持ってるなと
感じてはいたが、
この人生を
「制限からの解放」
という、ピンポイントの視点から
眺めたとき、
わたしは
常に！
いつでも！！
自分の周りに制限を見出して、
そこからの脱出劇を
生きてきたのが
くっきりはっきり
浮き上がって見えてきたのだ。
大きいことから小さいことまで、
わたしは常に
このテーマを生きてきた。
なんなら、今だって！！！
心を大きく揺さぶられ、
感情が翻弄されるのは、
「わたしから自由が奪われる気配がしたとき」
いつでも
自分が脱出不能にならないよう、
出口を常に用意してる。
自分の自由（行動、思考共に）
を確保することが
第一優先事項になってる。
先日のブログでも書いたけど、
わたしが持つパニック症状、
「閉所恐怖症」
（自分で脱出出来ない場所に
閉じ込められるとパニックになる）
が、そのものを語ってる。
人生、思い返してみたら、、、
全部そうだ。
見事に全部。
動機が全部同じ･･･
笑っちゃうくらいｗ
でも、同時に気付いたのは、
用意周到に準備しても、
制限から逃げても逃げても、
新しい自由を手に入れたと思っても、
必ず、
次の、新たな何らかの制限が現れる。
今も。
こんなに幸せな環境で、
わたしは今も、
自分への強烈な制限を感じながら生きている。
わたしは、常に
制限からの自由を求め続けてる！
ただ、それだけを生きてる。
ひとつ前の記事に書いたけど、
わたしが未来を見て
不安を感じ、
まだ起きていないことに対して
先手を打ち続けているのは
「自分の自由」
の確保のため。
まだ奪われていないことに
奪われる気配がしただけで
物凄い行動力と瞬発力を発揮してｗ
全力回避してる。
このテーマに触れたとき、
わたしは完全に
被害者、犠牲者
になってる！
何かが、
誰かが、
わたしの自由を奪う。
完全にそれを信じて
それが目の前に繰り広がられてる。。。
何度も何度も繰り返してる、
大きなパターン･･･
このガチガチの
被害者意識の視点が緩んだら、
また別のものが見えてくるかもしれない。
ただ、
「制限からの解放」
を、強烈に求めるあまり、
わたしは
それを仕事にしているという側面もある。
自分が気付かない
自ら課した制限に気付き、
そこから解放される人を
サポートしたい。
もはや、これは
わたしの「個性」と言ってもいいかもしれない。
魂の傾向性。
わたしを導く、大きな流れ。
＊
最近出会った
「ノンデュアリティ（非二元）」
という視点。
これに出会ったとき、
何がどうって言えないけど、
良くも悪くも、
わたしの内側は大きく反応した。
究極の視点。
「わたし」
がこの世に誕生したとき
分離が起き、
同時に制限が生まれる。
究極の「制限からの解放」とは、
「わたし」
が消失するということ。
究極の視点。
冒頭のコップのはなし。
たくさんの視点は、
わたしへの認識を深めてくれる。
我が家の脱衣所。
この夏、あじさいのリースを飾りました。
シーツと布団の間に寝るしーちゃん。
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yukaly