Bill Withers「Live At Carnegie Hall」 | ゆかこのお通し 〜音推し〜

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またまたお久しぶりです~。
最近レコーディングや撮影などでばたばたしておりました。。
そう、Soupnoteはもうすぐミニアルバム「オトラベラー」をリリースします!
詳しい情報はまた追って。

さてさて、今回取り上げるアーティストは
70年代前半のニュー・ソウル運動真っ只中のビル・ウィザースです。
このアルバムも1972年10月に行われたライヴの録音で、
たくさんの人が彼に賛同している様子がうかがえる1枚です。

1曲目の「Use Me」は
あたしもセッションで何度かやったことのある定番曲。
このライヴのときもセッション的要素が強くて
演奏時間は8分以上。
誰かが超絶なソロを披露したりとかは無いんだけど、
観客はずっと手拍子して、時々声を出したりして
曲に身を委ねて楽しんでいる様子。

アルバムを通して聴くと
どの曲もテンポがだいたい似ているんですね。
極端にテンポ速い曲は無くて
BPM100越えるのは「Let Us Love」くらい。

彼は声量があって熱く歌い上げる人ではなく、
その渋く暖かみのある声に
当時の黒人特有の不安や憂いや切実さを込めて歌を吐露する人。
だからこのBPM70代くらいのテンポが心地よく彼の言葉を伝え、
この時代のすさんだ黒人の心を癒せたのかな、と思います。


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  ☆Soupnote情報☆

・ライヴがあります!

◆6/23(Wed)【会場】代官山LOOP

『circle』 吉田山田 / Honeydew / ChAos / 昼行灯

■OPEN 18:00 / START 18:30
■前売¥2300 / 当日¥2800 ※ドリンク代別

(問)代官山LOOP TEL 03-6277-5032