本日もご来訪いただき、
まことにありがとうございます。
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この記事は、
ソプラノ歌手、
奈良におもえば合唱団代表、
心理カウンセラーの
植田ゆか子がお送りします。
植田のプロフィールはこちら
です。
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【Summer Concert in Nara 〜祈り〜 のご報告】
おかげさまで昨日、
「Summer Concert in Nara 〜祈り〜」
を無事に終えることができました。
お暑い中、
奈良まで足をお運びくださった皆さま、
そして様々なかたちで支えてくださった
すべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
(※長文となりますので、お時間あるときにご覧いただけましたら幸いです。
お友達が撮ってくださった写真もたくさん
掲載いたします。ありがとうございます。)
本日は、
コンサートでお世話になった方々へ
お礼のご連絡をさせていただいたり、
事務作業に追われつつも、
昨日の余韻にひたりながら、
お客様からいただいたご感想やお写真に
励まされ、静かに過ごしておりました。
実は、実家の母が公演の6日前に
急遽入院し、直前の準備に思うように
集中できず、当日まで慌ただしく
過ごしましたが、
なんとか無事に終えることができ、
今はほっとしております。
【プログラム第一部】
・夏の思い出
・奈良におもえば
・砂山(岩河智子編曲)
・夕日(岩河智子編曲)
・蕎麦の花
「奈良におもえば」は、当日ご来賓として
お越しくださった、
東大寺長老 筒井寛昭様より、
歌詞の背景についてお話をいただきました。
紫衣(しえ)という最高位のお衣装を
お召しになった長老様から、
この歌が奈良の“過去・現在・未来”の
景色を歌ったものであることや、
その成り立ちについて直接語っていただいたことは、私にとっても大きな喜びでした。
さらに、このコンサートのテーマである
「祈」の書を揮毫くださったものを、
直々にお持ちくださり、
ご来場の皆様にもお披露目することが
叶いました。
本当に有り難く、とても感激いたしました。
「砂山」「夕日」は童謡とはいえ、岩河智子
先生の手による大人向けの美しい編曲で、
演奏する側にも高度な表現力が求められます。
それだけに、皆様にじっくりと
聴いていただけたことを嬉しく思います。
「蕎麦の花」は、戦争によって引き裂かれた
少年と少女の物語。
思い出をたどるように静かに始まり、
少年との約束を果たすために汽車に乗り、蕎麦の花を見に行く…
その想いが慟哭となってあふれ出す、
とても重く深い歌です。
譜読みの段階では涙で歌えなかった
この曲を、なんとか本番では歌いきること
ができました。
【第二部】
着物からドレスに着替えて。
・いのちの理由(さだまさし)
・童神(沖縄の子守唄)
・アヴェ・マリア(シューベルト作曲)
・私の愛しいお父様(オペラ『ジャンニ・スキッキ』より)
・歌に生き 愛に生き(オペラ『トスカ』より)
「アヴェ・マリア」はドイツ語に苦労しましたが、経験を重ねる中で少しずつ表現の
幅が広がってきたことを感じています。
「私の愛しいお父様」は、皆さまにも
どこかで耳にされたことがあるであろう
親しみあるアリア。
「歌に生き 愛に生き」は、美しい旋律の
裏にある戦争と愛憎のドラマが描かれた一曲。
この歌の背景にある悲劇に、
改めて「戦争がなければ…」という思いを
強くしました。
【アンコール】
「翼をください」
中高の音楽教科書にも載っている名曲を、
会場の皆さまとご一緒に歌いました。
動画を見返して、皆さまが一緒に
歌ってくださっている様子に、
思わず涙がこぼれました。
皆さまからいただいたご支援の翼を背に、
私はもうすぐニューヨークへ向かいます。
今回の奈良でのコンサート、
そして来月のニューヨーク公演をきっかけに、協賛のお願いをさせていただきましたところ、
本当にたくさんの温かいご支援を賜りました。改めて、心より御礼申し上げます。
ニューヨークへの出発は7月29日。
それまで準備を整え、精一杯務めてまいります。
このたびは、たくさんの応援をいただき、本当にありがとうございました。
コンサート、NY公演、協賛の詳細
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8月1日、ニューヨークで
演奏することが決まりました。
そして、アメリカへ発つ前に、
7月21日(月㊗️)に、
「サマーコンサートin奈良」の開催が
決定しました。
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