本日もご来訪いただき、

まことにありがとうございます。


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この記事は、
ソプラノ歌手、
奈良におもえば合唱団代表、
心理カウンセラーの
植田ゆか子がお送りします。

植田のプロフィールはこちらです。


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いったいどうなってるのか?と、

思うほどの暑さです。


私はそんなに汗かきでもないし、

暑がりでもないのですが、

流石に、昼間はエアコンを入れて過ごしています。


戸外でお仕事される方々には、

申し訳ないような気持ちになるのですが、

本当に安全に健やかに過ごしていただきたいです。





さて、今日は声楽のお話をば。



コンサートや歌の会を企画する時、

私自身が歌いたい歌を選曲するのは

もちろんですが、


やはりお客様に楽しんでいただくことを

最優先しています。



もちろん声楽を勉強しているので、

クラシックも選曲の中に入れます。




先日のこと。


師匠は「夜の女王のアリア」

を推してこられました。



「夜の女王のアリア」とは、


モーツァルト作曲

オペラ「魔笛」より

復讐の炎は地獄のように我が心に燃え




の歌のことを指します。



これです。




夜の女王が、自分の娘パミーナに

父親のザラストロを殺すように命ずる歌なんです。


しかもコロラトゥーラソプラノという、

ソプラノの中でも、

特に旋律に細かく速い音符の連なりで、

まるで声を転がすように歌うソプラノが歌い、


とんでもない高音域の旋律で、

高度なテクニックに、とんでもない筋力を使う

ところが何度も出てくるのです。




もちろん、これまで何度も舞台で

演奏させていただきましたし、


お客様も、なかなか生演奏では

聴く機会の少ない歌ですから、

とても喜んで頂けるのですよ。




いやーーーー……

これまで、何度も歌って来ていて、

言うのもなんですが….




声は出ても、

この恐ろしい「夜の女王」になりきって

歌える自信が無いわ。



そこまで元気が出ない。

そんなに力が出ない。

あの恐ろしい母親になれる気がしない。



かなり厳しいというか、

なんと表現するのでしょう、

狂気の沙汰?


自分の夫を、自分の娘に殺してこい!


と、命ずる、

そんな母親役、


ちょっと無理なんだな…


バッシー!

っと、とんでもなく太い軸が

身体に通る感じですわ。



そうなのよ。

ドイツ語も対面のレッスンや

オンラインのレッスンを一年受けて、

その後は、アプリで勉強を継続して、


やって来てるんだから、

頑張れば良いのにね。




すんません。

もうなのか? 今は、なのか?

そんな元気出ないです。出せないです。



最高音のハイFが出るのだろうか?

恐る恐るですが、

低めの音から、徐々に上げていって…



ハイF

出ました。

Fisも、Gも出ました。





出るやん…


それなのに、

グダグダと、

こんな事を書いているのは、



しんどい事をするのが、嫌なのか?

大変な歌は歌いたくないのか?


どうなんだろう?



「歌いたくても、いずれ出なくなる時は来るのだから、歌える間に歌って、聴いてもらった方がいい」



と、師匠に言われました。


そうなんですよね。

わかってるんです。



はうー…


ちょっとだけ、

歌って来ようかな。



すみません。

愚痴っぽくなって。


うん、やっぱり歌って来ます。 


「夜の女王」



最後、太文字のデカ文字に

する気が起きたら歌えるかな。


なんか、この歌を歌う前は、

いつも同じことを言ってる気がするな。


この歌、

歌うために筋トレするのも嫌なのよね…


あ!そうか!

筋トレ嫌なのか(笑)



今日は七夕なので、

「筋トレ、楽しくやりたい」って、

お願い事に加えよう。



















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