本日もご来訪いただき、
まことにありがとうございます。
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この記事は、
ソプラノ歌手、
奈良におもえば合唱団代表、
心理カウンセラーの
植田ゆか子がお送りします。
植田のプロフィールはこちらです。
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還暦リサイタル、第一部がスタート。
私としては、
この時は緊張感もなく、
いよいよ始まるのだなと、
これまでやって来たことを、
この場でやっていく!!
ただただ、その感覚だけだったように思います。
受付スタッフから、
ご予約してくださっていた皆様が、
全員お揃いだと聞いて、
「あー!よかった!
これで安心して開演できるわ…」
それも、直前には思いましたね。
「還暦で振袖を着る」
私の夢がここで一つ叶ったのであります。
何度、振り返っても、
幸せな私の姿がここにありました。
この振袖は、私の成人式(40年前!)に、
実家の父が見立ててこしらえてくれたものです。
実家の両親からすると女の子の孫が
うちの娘だけだったので、
実家で保管していたこの振袖は、
私の家に来ることになりました。
実家は呉服屋でしたが、
私たち姉妹が育つ頃、昭和50年代くらいから
着物離れが始まり、着物が売れなくなっていき、
とても苦労して育ててくれたのを
記憶しています。
そんな頃に、
「ゆかこにはこの振袖を着せたい」と、
父が相当無理をしてこしらえてくれたようです。
どうしても、もう一度、
これを着て両親に見てもらいたかったのですね。
それが出来るのは、
この還暦リサイタルの機会が良いと、
ずっと考えていました。
後から父も「良かった良かった」と、
とても喜んでくれていました。
つづく
お陰様で、
100名を超えるお客様にお越しいただき、
無事に終えることができました。
心より感謝申し上げます。
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