本日もご来訪いただき、ありがとうございます。
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この記事は、
心理カウンセラー、ソプラノ、
アマデウス音楽院事務局の
植田ゆか子がお送りします。
植田のプロフィールはこちらです。
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普段は、
NHKの朝ドラしかテレビを見ませんが、
さすがにニュースを見て、
ロシアがウクライナを攻撃した事に、
この時代に、まだこんな悲劇が地球上で
起こっているのかと、
信じられなくて、
まるで映画でも見ているような、
でもこれが現実なのかと、
衝撃を受けています。
人が人の命を奪うだなんて、
そんな悲しい事、
絶対にあってほしくないです。
自分がお腹を痛めて産んだ子が、
戦争に駆り出されて、
しかもし命を奪われるだなんて、
胸が張り裂けそうとは、
言葉では聞くけど、
まさに、そんな心境になるでしょう。
しかもそんな現実は、
日本でも起こっていたのですから。
日本は憲法9条で「戦争放棄」を
宣言していますが、
どこかの国が攻め入って来ないとも限らないし、
そうすると、軍事力を持たない日本は、
いったいどうなるのでしょう?
昨年、初孫が誕生しました。
可愛くてたまりません。
孫の笑顔を見ていると、
ずっと幸せでいて欲しいと願うし、
自分の孫だけでなく、
世界中の子ども達が幸せになって欲しいと、
そう願います。
それなのに、どうして、
人の幸せどころか、
命まで奪ってしまう戦争が、
起きてしまうのでしょう。
今、練習しているのは、
日本歌曲で小林秀雄作曲の「蕎麦の花」
という歌です。
恋人と蕎麦の花の咲く頃、
永遠の愛を誓ったのに、
戦争に行った恋人は帰らぬ人となり、
彼女は遠いその日を思い続ける事になります。
ある夏の日、
彼女はやっとやっと、
恋人と行った蕎麦の花を見に向かいますが、
途中で
慟哭の叫びとともに泣き崩れるのであります。
少女の日に流した涙のような、
白い蕎麦の花を見に、
やっと向き合える日が来る、という
歌曲なのですが、
そんな「蕎麦の花」を歌い続けることが、
本当に私の心からの小さな反戦運動です。
どうすれば、
戦争が起こらない、
平和な世界になるのでしょう。
人の命が人によって奪われるなんて。
せめて、
一人でも多くの人が、
しあわせでいて欲しいと、
そう願っています。