昨日の突発性難聴の投稿には、
とても大勢の方が読みにきてくださり、
驚いています。
それだけ、
ご興味を持ってくださるのならと、
ありがたい励みにして、
その続きを綴っていこうと思います。
よろしくお付き合いのほど、
お願いいたします。
昨日の投稿はこちらです。
まだお読みで無い方は、
よろしければ、ご一読ください。
私にとりまして、
歌う事は私の人生には無くてはならないものでした。
今の私があるのは、
「歌い続けていたから」
これは絶対的な事であります。
どんなに歌う事に支えられてきたか、
どんなに歌う事で元気や癒しをもらえたから。
音楽は人の心を動かすもの、
心に訴える演奏を！と、
来る日もくる日も、
練習していましたもの。
なんとかまた聴こえるようになりたいと、
声楽のレッスンを受けている先生に、
耳の聞こえが悪い事をお話しして、
大阪のクリニック(耳鼻咽喉科)を
ご紹介いただきました。
するとその院長先生は、
ネットでも色々な情報発信をされて、
偶然にも、
私がずっと以前から存じ上げている先生で、
しかも私が心身のバランス調整をするために学んでいる、
タッチフォーヘルスという、
家庭療法をも、学んでおられる事が分かりました。
身体と心を整える事で、
より良い声の響きや歌をお届けできる様になりたいために、私は学んでおりましたが、
ドクターは、西洋医学の限界を感じ、
他に何か手段はないかと模索する時に、
タッチフォーヘルスに出会い、
学ばれたとお聞きしました。
これは、コロナ禍であろうが、
もういくら遠方でも、
このドクターに診ていただきたいと、
引き寄せられるように、
流れるように、
クリニックのホームページから、
初診予約を申し込んでおりました。
大阪市内の大都会、
果たして、田舎者の私は無事に辿り着けるのか？
まだまだ寒くて、冬のコートを着ていた
そんな頃でした。
いよいよ初めての受診。
優しく迎えてくださったドクターに、
症状をお話したところ、
やはり、何年も聴こえ辛いのを
放っておいたのはいかがなものかと、
そんな空気をやはり感じてしまいました。
そりゃそうですよね。
そうなんです、よく分かってるのですよ。
でも、
本当に聴こえていないと言う
事実を突きつけられる、
聴こえていない事に向き合うのが
怖かったのかも知れません。
聴力検査の結果、
両耳とも、70代の聴力との事。
とりあえず、
初診の日と、次の受診で、
2回に分けて血液検査をして
原因を突き止めた上で、
治療の方針を決めましょうとの事でした。
しかしながら、年数が経っているので、
原因がわかるのかどうか？
そんな不安ももちろんありました。
症状を良くするために、
たくさんのお薬が出ました。
耳の聴こえが良くなったり、
血流が良くなったり、
内耳障害やメニエル、
めまいや耳鳴りに効き目があるもの、
末梢神経を修復するもの、
胃薬、
体質改善のための漢方薬、
もちろん
炎症やアレルギー、過剰な免疫力を抑えるステロイド
が、処方されました。
とにかく、病院もお薬にも、
30代の頃、一度病気をして入院した以来、
風邪で発熱した時くらいしか、
ほとんど縁のなかった私は、
いきなり、
血液検査や、注射に
大量のお薬、
初めてのお薬手帳、
お薬手帳のアプリをスマホに入れたりと、
面食らうことばかりで、
院長先生も、
ナースの皆さんも、
薬剤師さんも、
優しく接してくださってるのに、
帰る頃には、
ドッと疲れてしまっていました。
お洒落な大阪の街に繰り出す、
楽しみも、少しはあったのに、
帰りにはランチしたり、
デパートでお買い物したり、
そんな余裕など全く無く、
疲れ切って、
よろよろ、トボトボと、
肩を落として、背中を丸めて、
重い大量の薬を抱えて歩く、
そんな姿が、大きなガラスに写り、
余計にガッカリするのでありました。
それでも、帰宅してみると、
迎えてくれる家族が居て、
私の代わりに、
食事の用意をしてくれたりと、
夫と夫の両親と、娘に
話を聞いてもらって、
私の緊張して疲れた心や身体は、
すこーし、緩まるのでありました。
これは当時、元気を無くしてる私を、
お友達がドライブに連れ出してくださいました時のものです。
長文になりましたね。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
では、また次回に
綴らせていただきます。
よろしければまた覗きにいらしてくださいね。
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